坐骨神経痛にリリカという手段はないはずです!?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

今日のテーマは『坐骨神経痛にリリカという手段はないはずです!?』です!

ですです!

コロナの影響で家にいる時間が長くなっている人もおられるのではないでしょうか?
そんな方のためにも、健康情報を少しでも発信していきます。

  • 家にいる時間が長くなり、動く機会が減っていくと腰痛が、、、
  • 家でのデスクワークで同じ姿勢を取り続けて今までなかった腰痛が、、、

なんてこともありますよね。

そんな不安を防ぐために、家でもできる痛みを予防する運動!

腰痛予防のための腰痛体操!
↓↓↓↓↓

※痛みが強い時は無理な運動は避けて日常生活で痛みのない範囲で動くだけにしておきましょう!
行った後は動きやすい状態に留めて、強い疲労感を残さないようにしましょう!

息切れや立ちくらみ、冷や汗などが出る方は運動を中止して下さい。

さて、今日のテーマに戻りたいと思います。

坐骨神経痛で辛い思いをしているあなた!

リリカ(プレガバリン)っていう薬を聞いたことがあるのではないでしょうか?

坐骨神経痛とは、
お尻の方から足にかけて太い坐骨神経があります。この神経の領域に沿った形で放散する痛みが出てきます。

ピリピリする痛みやしびれるような症状が出てきます。このような状態をまとめて坐骨神経痛と呼んでいます。

この症状は単体で出てくるよりも、先に腰痛を伴うことが多く見られます。

痛みを我慢して動き続けていると足の先にまでしびれたような状態になり動けなくなってしまいます。

このような症状を出す原因はいくつかあります。

その中でも、

  • 椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 変形性腰椎症
  • 腰椎分離症やすべり症
  • 梨状筋症候群

と言ったものがあります。

もちろん、原因がはっきりとせずわからない場合は坐骨神経痛という形でまとめられてしまいます。

上記のような問題がある場合は傷害されている神経の領域と症状が一致します。

そして、このしびれなどの坐骨神経痛にリリカ(プレガバリン)という薬が出されることがあります。

このリリカには適応があります。

その適応は帯状疱疹後神経痛線維筋痛症脊髄神経損傷後疼痛糖尿病性神経障害に伴う痛みになります。

しかし、これら以外でも坐骨神経痛や腰痛などにも使われることがあるのです。

海外の医学雑誌で発表された内容は、

坐骨神経痛の患者209名を対象に薬の効果で痛みが変わるのかを調査しました。

まず、209名を2つのグループにわけます。

  1. 片方のグループはリリカ(プレガバリン)を使用するグループ。
  2. もう片方は偽薬を使用するグループ。

リリカ(プレガバリン)を1日あたり150mgから開始し、必要に応じて1日600mgまで増やす治療を8週間続けました。

治療後、、、

8週後に足の痛みの強さに差がないという結果になりました。

この後、52週後までもリリカを使用したグループと偽薬を使用したグループとで痛みの強さは変わらなかったとされています。

普通に考えて、驚きですよね。
効果があったとされる適応症には4つのみです。

それに、リリカ(プレガバリン)の副作用として眠気ふらつきが現れる場合があります。
そのため、車の運転は控えなければいけません。

坐骨神経痛が起こしている問題が神経のエリアに一致しているかどうか・・・
これをしっかりと見極めていくことが大切になります。

P.S.一致していない場合は、、、、関節の動きが問題になります!

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。
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