ねこ背や巻き肩、反り腰姿勢は痛みで作られているって知っていまいした?
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
健康になるために姿勢って大切ですよね?小さい頃「姿勢が悪い!」って注意されたことがあるのではないでしょうか。
こんなふうにギモンに思ったことってありません?
- ねこ背や反り腰って良くないって聞くけど具体的にどうなるの?
- 自分の姿勢って知識もないし知らないといけないの?
- 人それぞれ姿勢違うけどどんな姿勢がいいの?
良い姿勢、悪い姿勢って聞くけど具体的には知らない人って多いんです。あと、良い姿勢にと正そうとして逆に腰痛を引き起こしている方も多かったり、、、
それで、足首がしんどくなって硬くなってしまう方もおられます。
今日は、姿勢の正しい知識をお伝えしていこうと思います!
それでは行ってみよー♪
目次
姿勢の原則
姿勢とは、『運動に対する身体の全関節の肢位を合成したものである。』とされています。姿勢を構成しているものは、もちろん骨・関節・筋・神経・筋膜や皮膚など体を構成しいているものが関わってきます。
止まっている姿勢を見ると、骨の位置関係や関節、筋のバランス、アンバランスをみることができます。姿勢が悪い状態では骨・関節・靱帯・筋に過度のストレスや緊張が加わることになります。
習慣によって作られる姿勢により筋が引き伸ばされたり、短くなる状態が作られる。
姿勢の教科書
理想の骨格の位置関係にあるときは、
- ストレスや体の緊張が最小限の状態
- 身体が最も効率的な状態
- 筋エネルギー消費は極めて少ない
さらに、背骨が正常なカーブとなり体重に対して足の骨が理想的な位置になります。
・骨盤の位置が及ぼす身体への影響
骨盤が中間に位置する時は、体や足の位置に影響し呼吸も最適に機能するようになります。また、首へのストレスも最小になりバランスの取れた直立に位置します。
骨盤が中間の位置にあるとき腰骨は前にわん曲になっています。この骨盤の位置は良い姿勢や不良姿勢の決定因子にもなっています。
不良姿勢ってどんなの?
ねこ背や反り腰、スマホを見るスマホっ首などは良くない姿勢と知っていますよね?
体のパーツにわけるとそういった表現になるのですが、実は、姿勢を見るときは、もっと広く、全身を見ています。
そして、背骨の位置によって大きく変化します。背骨の状態から見る3つの不良姿勢をお伝えしていきます。
不良姿勢は骨盤は前方、後方、側方に傾斜をしています。骨盤の傾斜がある場合は、腰痛や股関節痛を引き起こしてしまいます。
Aの後弯−前弯姿勢では、骨盤が前に傾斜しているときはお腹の筋肉や股関節を後ろに伸ばす筋肉が引き伸ばされ筋力の低下を引き起こしてしまいます。
Bの平背姿勢では、股関節を前に曲げる筋肉の筋力低下が起こりやすく、腰を伸ばす筋肉も筋力低下を引き起こす場合がまれにあります。
Cの後弯−平坦姿勢は、お腹を捻る腹斜筋の筋力が低下する場合が見られます。さらに、バンザイする肩の動きが制限されてしまいます。
こういった姿勢を取っていないかスマホで写真をとって見てみてはいかがでしょうか?
不良姿勢を改善する
ときの注意点
不良姿勢を見ていくと全身が影響していることがわかると思います。
- 巻き肩だから肩だけ後ろに伸ばす
- ねこ背だから背中を無理やりそる
- 反り腰だから腹筋をつけるための筋トレをする
こういった一部の修正だけを使用とすると別の場所にストレスがかかってしまいます。このストレスが腰痛や膝痛の原因となることがあります。
では、どうやって改善していくべきか?僕の経験も交えてお話しましょう!
腰痛や膝痛の
原因を改善する方法
・ストレッチングエクササイズ
本来のストレッチングエクササイズはどういったものかというと、強制他動運動という方法になります。伸びないところや曲がらないところに重りなどをつけ、強制的に伸張していく方法になります。
これは、筋肉を損傷してしまう可能性が高くオススメはしません。筋繊維が切れることによりより伸びが悪くなります。
運動前や運動後のストレッチングでは、静的ストレッチや動的ストレッチと呼ばれるものがあります。
クールダウンのときに使って硬くなった筋肉を少し伸びて気持ちいい程度の伸張感を加えていきます。運動前に行うと、筋肉が伸張されて瞬発的な力が出にくくなってしまいます。
運動前は少し、筋肉を働かせて心拍数が少し上がる運動が適しています。
・運動療法
運動療法とは骨・関節・筋・神経および運動に関する呼吸・循環器系の機能を改善する方法になります。実は、ストレッチングエクササイズも運動療法の一部となっています。病院では主に医師・理学療法士が行う技術になります。
リハビリにはどんなイメージがありますか?
マッサージをしたり歩く練習をしたり立つ練習をしたりというイメージがあると思います。
実は、骨・関節・筋・神経の働きなどを知りそこに対して残像機能を活かした療法を行っています。どの方法もですが、病院で見てきて思うところはその人の知識と技術によるのかと思います。
・関節運動学的アプローチ
昔は骨の動きの研究がされ骨の動きに着目していました。しかし、現在は関節の動きに着目されており関節がどのような動きをするのか研究されています。関節の動きを正常化していくことで骨の動きでは改善できないものが改善することができるようになってきています。関節機能障害の改善にはこの方法が有効だと僕は思います。
・その他
ここは専門ではありませんが、鍼灸やカイロプラクティック、オステオパシー、気功といった多くの方法があります。
ちなみにマッサージは痛みの改善が目的ではなくむくみの改善が目的となります。
Physio Lab.滋賀オフィスでは
当Physio Lab.滋賀オフィスでは関節機能障害と呼ばれる、病理的変化がないにも関わらず痛みを引き起こしている状態の改善ができます。
病院に検査にいってレントゲンや血液検査で問題が見つからない場合はこの関節機能障害という状態が一番多く関わってきます。
検査をしても原因が見つからない。痛み止めが効かない腰痛や膝痛、ヘルニアや狭窄症、変形性ひざ関節症などのお悩み姿勢改善にもお役にたつことができます。
悩みございましたら
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こちらまで気軽にご相談下さい。
まとめ
姿勢について少し知ることができたのではないかと思います。正直、難しい内容もあったと思います。腰痛を知るうえで、姿勢は一部ではなく全身をみる必要があります。
ねこ背や反り腰、巻き肩を改善するときもその場しのぎの方法ではかえって問題を起こしてしまうことがありますので注意が必要です!
ぜひ、鏡の前や家族、友人と姿勢をみて腰痛改善や予防に努めてきましょう!!
P.Sよくプロゴルファーの方と話をするのですが、体に対しての知識もさることながら芝生にまで知識があるんです。その世界のプロと呼ばれる人ってマニアックですね。やっぱりスゴイと感動してました(笑)そんなプロゴルファーの悲劇もブログに書いてまーす。
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