救急車で運ばれたプロゴルファー

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

「痛くて動けない」

「痛み止めは効いているのか全くわからない」

そう言って当Labに来られた30代のプロゴルファー。

 

重い椅子を持ってその後に軽い椅子を持ち上げた。
きっかけはそれくらいしかなかった。

たったそれだけのことで、
四つん這いから痛みでピクリとも動けない状態になってしまった。

「動けない。動かさないで・・・」

 

為す術がなく、救急車で病院に運びこまれた。

病院ですぐにレントゲンを撮影するも異常はみられなかった。
(こんなに痛いのに画像に問題がない!?)

 

医師からの診断は、

【急性腰痛症】【筋筋膜性腰痛】

コルセットを付けたまま、2日で退院となった。

その後、
自宅でトイレとベッドの往復が精一杯で辛い思いをした。

 

7日経過後、LINEを通じて当Lab.に連絡がきた。

 

正面のガラスドアを開けたとき、
背中を曲げることが全くできていない状態だった。

かなりひどいギックリ腰だったと僕は感じた。

 

問診中も一切背中を丸めることなく、

痛みと強い不安で動かそうものなら
お尻や背中の筋肉が異常に攣縮を起こしてしまっていた。

 

本人は、
「いつになったら仕事に復帰できるのか・・・」
と悩んでいた。

 

彼のレッスンを受けたいと待っている人がいる。
そのためにも仕事にはやく復帰したいというのが希望だった。

 

必ず施術をする前にしっかりと検査をする。

ゆっくりと足を上げ、神経症状が無いかを確認

  • 放散痛はなし
  • 感覚の異常もなし
  • 筋力も保たれている

 

次にゆっくりと横になってもらい圧痛を確認すると、
第3腰椎から第5腰椎にかけて圧痛が出ていた。

 

施術をするときに注意することがある。
それは、押すと痛みがでるところは揉んだり指圧したりしてはいけない。

むしろ揉むことで、
さらに筋が攣縮を起こしてしまうからだ。

 

仙腸関節にソフトに指をかけ少しずつ動かした。
すると、少しずつ硬くなっていた筋が緩むのがわかった。

 

施術後、痛みと不安は残るもののゆっくりと体を曲げることができるようになった。

 

関節が動くきっかけを作ることができる。
すると、体は必ず良い方に向いてくれる。

 

彼は、動けなくなるほどのギックリ腰から2週間で仕事に復帰することができた。
全ての仕事ではなかったが、レッスンでアドバイスをしていける状態にもどることができた。

 

それから、3.5週間後スイングをすることができるようになり、
100%ではないけれど、80球アイアンを振ることができるようになった。

 

今では、彼のスイングを見て、

「プロっぽいな〜」

と感じているww(実際はプロですw)

 

ちなにみ、

プロはボールも見ないで打てるし、
修正するときはほぼミリで誤差の修正してるし、
真似できないし、

だからプロって呼ばれるんだ!!
と感じている。

 

P.S
彼はひどいぎっくり腰になる半年前には腰痛を感じていたそうだ。

約8割が再発すると言われている腰痛だが、8ヶ月以上たっても再発はしていない。

この調子で、釣りにゴルフに人生楽しみまっくて欲しい★

 

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