腰痛に温める効果はまだわからない?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

皆さん今日は七夕ですね!

今日の夜は曇りの予報なので見えるか見えないかきわどい天気ですね。

 

そういえば人生で天の川って子供の頃しか見た覚えがないですね。

お願い事をして笹に飾るとかしてましたね。
大人になってロマンチックな心を忘れているかもしれません。

 

七夕は元々、中国の行事で奈良時代に日本に伝わったようです。

そう考えると古くからある行事の一つですね。

 

歴史がありますね。

さて、そんな医療にも歴史があります。

腰痛や膝痛といった骨・関節や筋肉を原因とする問題は紀元前からあったとされています。薬や手術がまだ未開拓であった時代の治療方法は、物理的なもで、太陽や温泉など温める温熱療法や水で洗う洗浄、プールでの浴中運動などの水治療法が主となっていたそうです。

温める治療というのは紀元前からされており歴史を感じます。実際に今でも病院では、ホットパックというタオルで巻いた温熱方法がとられています。

表面を温めると気持ちがいいものです。このホットパックという温熱方法は表面を温めるものなので皮膚の温度は非常にはやく温まります。時間にすると6〜8分程度で最高温度に達します。

 

では、筋肉には?
実は、体から深さ3㎝ のところにある筋肉は耐えられる限界温度で熱しても、温度上昇は1℃程度とされているのです。

表面温熱は筋肉を温めるのには適さないのです。

さらに深くにある関節はというと・・・
手や足などの筋肉の厚みがないところであれば、約50℃の温度で20分温めたところ関節の温度は9℃上昇したという研究があります。

 

温めると人間の身体にはどんな効果があるのかというと、

①痛みの軽減

②組織の治癒の促進

③循環の改善

があります。

 

では、慢性腰痛においては表面を温めるとどうなるのか?

 

実は研究されたデータが未だに存在していません、、、!

 

古くからある方法でもまだまだ調べられていないこともたくさんありますね。

気持ちがいい、リラックスして楽になるという感覚はあります。ただ、その感覚が治療方法として正しいかは別です。

 

体のパーツにはそれぞれの機能があるので機能の改善をしっかりとしていきましょう!

 

PS:関節の動きの改善を受けて、痛みの改善・予防に努めていきましょう☆

滋賀県草津【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィスはあなたとともに痛みと向き合います。