薬に頼る前に頼るべき腰痛改善方法
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『薬に頼る前に頼るべき腰痛改善方法』です。
腰痛で病院に行き、診断名がはっきりせず原因がイマイチわからない状態でも「とりあえず痛み止め」で様子を見るなんてこと多くないですか・・・？
というか、ほとんどそう。
その状態でまず、推奨されるべき腰痛改善方法は運動療法になります。
薬の前に行われるべき改善方法になります。
しかし、病院では「運動して下さい」で終わってしまう。
改善方法なのにそれで終わっていいのでしょうか？
私はダメだと思います。
病院同士の地域連携はもちろんあります。総合病院では地域のクリニックや診療所につながるところが多い。
病院とそういった運動を細かく見ることができるところがしっかりつながることは非常に重要だと私は感じます。
実際の繋がりはかなり少ない・・・
闇雲に運動をすればいいという問題でもありません。
どんな運動をするべきかわからない状態で無理な運動は痛みを強くしてしまう危険性があるので注意が必要です。
そして、運動を分解して考えることが必要になります。
運動を分解していくと骨・関節・筋・神経といった各器官やその機能を知っていないといけません。
腰痛が筋肉にあるから筋肉だけを見れば良いということはありません。
多くの原因は関節の機能障害から起こっています。
その原因を解消してこそ、筋肉がしっかりと働く環境を作ることができます。
このように、体の各器官や機能を高めていくことで痛みの改善をしていくことができます。
実際に、筋トレをしているけれど痛みが改善しないというケースも多くあります。
腰痛予防のためのトレーニングや体操と腰痛改善は方法が異なります。
米国疼痛学会、米国内科学会は慢性腰痛や亜急性腰痛に対して、良質な科学的根拠がある改善方法は、認知行動療法や運動療法、脊柱への施術(マニピュレーション)であると言っています。
手術よりも薬よりも、まずは運動を中心とした改善方法に取り組んでみてはいかがでしょうか？
運動を司る土台の関節から体作りをしていきませんか？
もちろんマッサージとは違いますよ！
P.S.マッサージの適応はむくみだって知っていました？むくみ取りにマッサージは効果的です！
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたとともに痛みと向き合います。
