その坐骨神経痛は嘘!?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『その坐骨神経痛は嘘!?』です。

坐骨神経領域に沿った足の先にまで至る痛みや感覚障害は少ないです。

むしろ、部分的なしびれや感覚の異常が非常に多くおられます。

 

太ももの後ろから膝まで、足の外側の痛みやしびれといった症状で坐骨神経痛と言われることがあると思います。

部分的な問題が起こりやすい場所は、

  1. お尻から太ももの裏まで
  2. ふくらはぎの後ろから足の裏にかけて
  3. 太ももの外側
  4. 足の付け根から太ももの前まで
  5. 膝下のスネから足の甲にかけて

このように話を聞いていると、症状が多い場所というのは限局されています。
特に、足の付け根から太ももまでやあ太ももの外側に関しては大腿神経や外側大腿皮神経の領域になり、坐骨神経痛ではありません。

このような足の痛みやしびれは坐骨神経の問題であることは少ないと考えられます。

これらの症状に大きく関わるのは腰の関節の動きが悪くなることによる関連痛であることが非常に多くあります。

腰の関節の動きが悪くなることによって痛みやしびれを起こしてしまいます。
病院では原因不明という場合は関節機能障害による影響が隠れています。

 

この状態には気付かず何年も苦しい思いをしていた方もおられます。
レントゲンやMRIでは見つけることができません。実際に動きを確認する運動機能検査をすることで見つけることができます。しかし、関節の動きが悪いだけでそんな状態になると知っている人も少ないのが現状です。

そのため、スルーされてしまったり、歳のせいにされてしまったり・・・

 

改善できるはずのものが、改善できていない。
ある一定の時期が過ぎ状態が落ち着いていなければいけないはずなのに改善していない。

そんなことが多くあります。

一回の施術で100%の改善は難しいものですが、体のなおす力を高めていくことで改善していくことがあります。

 

いつまでも原因不明の痛みが続いたり、膝など熱を持って痛みが続いてしまっていたり、部分的なしびれが出てきたりなどそいった問題は必ず原因があります。そして、改善につなげていくことができます。

 

P.S.このような症状でお悩みであれば一度ご相談下さい。お力になることができます。

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたとともに痛みと向き合います。