【謎⁉︎】ひざの痛みを改善する方法
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
こんにちは!
今日は『【謎⁉︎】ひざの痛みを改善する方法』というテーマです!
変形性膝関節症には体重を減らすと良いとテレビや雑誌などで言われていますよね?
皆さんも聞いたことがあると思います。
ここである疑問がわきます。
体重が重たい人は、膝が痛くなるのか?
例えるなら、お相撲さんは?ラグビー選手は?
全員膝が痛いとは限りません。
不思議だと思いませんか??
実際に歩くことや階段を降りることで関節や筋にかかる負担は大きくなると思います。
しかし、それが、痛みの原因とは考えにくいと思います。
こんな研究があります。
45歳以上、BMI28.0以上の条件で膝の痛みの訴えのある男女389名を対象に
①食事介入と膝の筋力トレーニングをした人
②食事介入のみした人
③膝の筋力トレーニングのみをした人
で痛みの軽減と膝の機能の改善を検討したという研究があります。
24ヶ月膝の筋力トレーニングをした人は痛みが減少したとされています。
食事介入をした人としていない人の減量の平均は2.95Kgの差であり、トレーニングをした人としていない人の減量の平均の差は0.43Kgだったそうです。
そして、この体重の差は膝の痛みや機能と関連がなかったという結果でした。
このことからわかるように、減量をすることよりも機能の改善が大切ということになります。
では、関節の機能というのは?
関節は運動の範囲をつくってくれます。ここまで曲がるとかここまで伸びるとかですね。
筋肉の機能は?
筋肉は伸びたり縮むことで引っ張る力を作ってくれます。
この知識をもとに考えてみてください。
関節が動かなくなったら
↓↓↓
筋肉は伸び縮みできない
↓↓↓
動かないと筋肉は痩せていく
↓↓↓
生活動作が行えなくて困る
このような経過をたどってしまいます。
やはり減量すると膝の痛みが改善する。これに関しては少々疑問が残ります。
減量よりも身体の土台となる関節の機能を改善をするようにしませんか?
私は無理な減量をするよりも、機能の改善をすることをオススメします!
PS:原因がわからない痛みや、病院、整骨院で治らない痛みでお困りのあなた!ぜひ一度フィジオ・ラボ滋賀オフィスにご相談下さい!!
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