膝痛に関係する”2・3番”

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『膝痛に関係する”2・3番』です。

私のブログでは、痛みの場所に原因がないということを良くお伝えさせていただいています。
特に膝痛の場合は膝を施術してもあまり改善しないというケースが非常に多くあります。

 

膝痛で、膝を中心とした施術をしていても改善しないという経験をしたことがある人もいると思います。

 

では、膝以外にどこを見ていくといいの?って思いますよね。

 

人間の体は不思議とつながりがあるもので、背骨の動きが悪くなることで腕や足といったところに問題を起こしてしまいます。
関節機能障害の起こりやす場所として、第5腰椎と第1仙椎にある腰仙関節というところがあります。

 

足の痛みなどを改善するときは、この関節を軸に動きの改善をしていきます。
しかし、それだけでは膝痛が残るケースがあります。

その際は、第2・3番面の腰の関節に異常を起こしています。

 

こんなふうに説明されても、不思議ですよね。

 

こんな研究をされた方がいます。
神経に麻酔をした状態背骨の関節を疑似的に炎症が起きた状態を作ることで、背骨の関節由来の関連痛の影響を調べました

 

結果は、麻酔をされており痛みを感じないはずなのに腕や足、体に痛みを訴えました。
この実験によって背骨の関節からくる痛みは神経と無関係であるという結論が出されました。

 

背骨の関節に問題が起こると、一見関係のなさそうな腕や足に痛みを引き起こすということになります。

そして、関連する領域がある。患部の痛みが改善しないときは別のところが問題になります。

 

関節が及ぼす問題を知っていれば、改善方法が変わってくると思います。
痛みの原因が筋肉によるものだけでは、改善して行くことができないということです。

 

骨が土台となり、関節が動く範囲を作ります。
そして、それを筋肉が動かすために縮んだり緩んだりします。

その筋肉に刺激を送っているのが神経です。

これらが連動して体は自由に動くことができるのです。

 

関節に引っ掛かりがあると不自由さを感じるんです。

なんか動きが固くなってきたような感じがしたり、詰まった感じであったり・・・

 

このような状態を放置すると体は悲鳴をあげ、変な症状を引き起こしてしまいます。
膝痛もこういった症状から起こることが十分にあります。

 

P.S.体に症状が出始めたら、すぐにご相談下さい。早めに手を打つことは体を大きく変えていきますよ。

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。