ひざが腫れて痛い?それともひざが痛いから腫れる?
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『ひざが腫れて痛い?それともひざが痛いから腫れる?』です!
ひざに水が溜まって痛いから水を抜くということありますよね?
というかそれが一般的だと思います。
そして、関節にヒアルロン酸という注射をしますよね。
関節の中にある滑液というものは、タンパク質を含む血漿の透析物になります。
そこにヒアルロン酸(グリコサミノグリカン)などが含まれています。
ひざの関節の中にはおよそ0.13〜3.5㎖程度の滑液があります。
一見、体と同じ成分で体に良さそうだと思います。
では、なぜ繰り返し注射をしたり、あまり効果がない人がいるのか疑問になりませんか?
そこで、ひざが腫れて痛いのか痛いから腫れるのか・・・というところに戻って話をすると、、、
結論は後者の痛いから腫れるんです!
人間の身体は、痛みを感じると皮膚のセンサーから神経を介して刺激がいきます。
そうすると神経を介して脳の痛みエリアに向かいます。
それと同時に刺激が入ると、ある物質が痛みを起こした場所に放出されます。
その物質が周辺の血管を広げて、細胞の修復に必要な物質を集める役割をしてくれています。
これが炎症の過程のきっかけですね。
この炎症の過程の中で、腫れがあります。関節の中で問題が起きると関節の水が増え腫れてしまいます。
この状態が水腫と呼ばれる状態です。
結果的には痛みが引き金になり水が溜まってしまうんですね。
では、痛みはなぜ起こるのかというと・・・
多くは関節の動きが悪くなることで痛みが起こります。
もちろん他にも外傷や感染症、内臓からの関連痛などもありますが、きっかけもなく局所的な痛みが起こる場合は関節の原因が隠れています。
関節の動きによる痛みが改善がすると、水腫は改善していきます。
ですので!痛みを放置すればするほど!これくらいならこれくらいならが続けば続くほど!痛いの無くなったからいいやーってなればなるほど!
【注意!!再発や改善が長期化します!】
ですので、早期改善に努めていきましょう!
P.S.身体にはちょっとした刺激でも、身体の中ではちゃんと反応しているんですよ☆目に見えるものが全てではないです。見えないものが脅威になることだってありますから。
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。