曲がった膝が膝痛の原因に!

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『曲がった膝が膝痛の原因に!』

膝が曲がった姿勢の高齢の方を見たことがあると思います。
もちろんすごいO脚で身体も少し曲がった姿勢で歩いている方もおられると思います。

 

Q.通常人間が立っているときは、ひざは伸びている?曲がっている?どっちでしょう!

A.伸びている

B.曲がっている

答えは読み進めていって下さい!

 

さらに、この機会にあなたの立ち方はどちらか意識してみていかがでしょうか?

もし、少し曲がっているというあなた!注意が必要です。

なぜかと言うと、膝が少し曲がった状態で立っているだけで、関節と筋肉に障害が生じやすく膝痛が出てしまう可能性があります

特に・・・片方だけ曲がって立っていると言う状態であればヤバイ・・・

通常人間が立っている時の重心線は膝の前方を通ります。そのため、膝は伸びた状態で関節の適合性を高め立っています。
関節が安定した状態なので、筋肉を使う量を最小限に留めて立っているんです。

 

膝が少し曲がった状態で立っている場合

大腿四頭筋という太ももの大きな筋肉が常に張力を高めた姿勢で膝を支えています。

この筋肉が膝のお皿を通してスネの骨である脛骨を引っ張ります。持続的に引っ張られることにより関節への負担が大きくなります。

これにより持続的な負担が膝関節の機能障害につながり痛みを生じるという結果を及ぼします。

 

さらに!膝に負担だけならいいのですが、膝が曲がっている人は腰痛をわずらっている可能性が高くなります。

膝が曲がると自然に股関節も曲がります。股関節の筋肉が腰の骨にくっついているため、腰の反りを助長してしまいます。

 

膝痛の前に腰痛がある人が非常に多いです!よく良く話を聞くと腰痛経験者ばかりです。

 

以前のブログで膝は中間管理職という話をしました。中間管理職の負担が大きすぎてキャパオーバーをするとその負担は上司にも後輩にも影響を及ぼします。

 

同じように膝痛から足首の変形につながったり、別の場所に痛みを引き起こしたり・・・

 

このように身体はうまく負担を逃しながら生活していくのですが、それが爆発すると一気に身体に症状を及ぼしてしまうのです。

 

爆発させないためにも立ってみて膝の状態を確認しましょう!
自分の身体は自分が一番わかる!それは間違いないと思いますが、思っているより自分の身体の状態がいいのか悪いのかはわからないものです。

 

P.S.今は良くても将来は?それが一番大切です。膝が曲がっていると感じたのであればしっかりと膝痛予防をしていきましょう!

ちなみに答えAです!

滋賀県 草津【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。