腰痛&膝痛と関節ブログ
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日は、『腰痛&膝痛と関節ブログ』です。
関節の動きを改善していくにあたって必要な知識をまとめていきます!
このブログは初めて見る方のみならず、
臨床で悩む方にも、知識の向上と背骨に関して理解して頂く事にお役立ていただけます。
背骨の動きの重要性とその知られざる効果に着目し、関節の秘密を知っていただくものです。
ですので、このブログを読んだあなたの最大のメリットは、『関節の特性の理解を深める事で、痛みを違う視点から捉えることができる』という事です。
第1段ということで、、、
【関節とは?】
ここでは関節の基礎についてお伝えしていきますが、そもそも関節って?
関節というのは「骨と骨とが動くような仕組みで結び合わさっている部分」になります。
他にも、「お互いに向かい合う面には軟骨があり、周囲は骨膜の延長である器官を相互に結合し支持する組織に包まれて、中は滑液(ヒアルロン酸やタンパク質)で満たされている」ものになります。
他の部分を入れると、
滑膜性関節というのが関節とされてしまうのですが、全部で3種類の関節があります。
- 線維性の結合で全く動かない関節
- 軟骨性の結合で少し動く関節
- 滑膜性の結合で自由自在に動く
この3種類になります。
皆さんのイメージは3番目だと思います。肩や股関節、膝といった関節で大きく動くところがわかりやすいですね。
この関節が持つ形によって動き方が変わってきます。
曲がっているプラレールの線路をつなげると真っ直ぐにしか走らない電車なのに線路に沿って曲がっていきますよね?
形によって動く方向は制御されます。
この動き方で関節を分類したり、形で分類したりと多くの分類がされています。
これは今までの解剖の成果であり、大切なことなんですが、、、
量が多いと大切さがわからなくなるもんですね。
これはそっとしておきましょう!
腰痛や膝痛などの原因となるものの一つに関節機能障害があります。
これは、J.McM.Mennellという方がこのように定義しています。
関節機能障害というのは、関節に病理的な変化がないにも関わらず、痛みを訴える人が多いとされ、この原因は関節の遊びや関節の中の動きが障害された事によるものとしています。
初期の段階で関節の動きを改善する事で、正常の動きを取り戻すことができるとされています。
このように動きの改善をする事で痛みの改善につなげていきます。
関節にこのような問題が起こると、動作時に負担がかかって痛みにつながってしまうのです。
関節の動きが障害される事による影響は大きく、痛みやしびれといった症状が出てきてしまい、動きにくさにつながります。
今回は、そもそも関節って?というところから痛みの原因となる関節機能障害というところを説明していきました。
痛みを変化させ改善させていくには関節をみる観点も重要なのです。
P.S.いかがだったでしょうか?かなり言葉の意味をわかりやすく書いているつもりなので、ちょっとは知ってもらえたのではないでしょうか。写真とかあるといいな・・・って思いますが。
関節の動きを改善させるメリット、痛みの原因を知ってくれるといいなと思います!
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。
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