調子がいいって‥ホンマですか⁉
from:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
最近、両膝がパンパンに張れている尊敬する先輩がPhysio Lab.滋賀オフィスへ施術を受けにきました。
『腫れる→腫れが減る→腫れる』
を繰り返しているそうです。
この方も、片方の膝にだけ注射を打つとどうなるのか人体実験をされています。
関節の間はそれほど腫れていないのですが、膝蓋骨(膝のお皿)の上にある膝蓋上包(お皿の下から上にある袋)がしっかりと腫れています。
上包をギュッと絞り圧迫を加えると膝蓋骨の下や関節の間に水が移動します。そこそこの量の水腫が、、
そのため、あまり膝を中心とした施術は行わず、膝に関しては検査のみメインで行いました。
ご本人は『最近は膝の調子が良い』と言っているのですが、、、
どんだけ症状が強かったんだろうと疑問に、、、
もちろん膝の曲がる角度も悪いです。
★足を伸ばした状態で持ち上げてみると
右足は20° 左足は30°
イヤイヤ全然上がりません!!!?
こんなに上がらないのはなかなかないですよ⁉
これで調子がいい⁉
そこで、腰から背中の関節の施術を行っていきました。最初は、動く幅が狭すぎて動く気がしませんでしたが、少しづつ動かしていくと幅が広がっていきます。
そうすると膝の曲がる角度も少し増えていきます。
★施術前の膝関節の曲がる角度は
右120°/左125°
★施術後の角度が
右135~140°/左140°
★施術後足を伸ばした状態で上げていくと
右足60°/左足60°
両方の膝の腫れは減りました。しかし、片方は減りが悪い。
原因がわからず、話を聞いていると注射をしたことがある方だということがわかりました。人体実験をしている方なので、自分の身体のことは良くわかっておられています。自分の身体にどういう反応が起こっているか的確にとらえてくれます。
膝自体の動きの問題はもちろん残存はしていますが、軽く動けるようになっていました。
この方は、教育機関に勤められている方なので学生の臨床実習の今について話を聞きました。
ここまで、実習内容が変わってきたなんて、、、
驚きです。
病院でレポートのやる時間があったりだとか、自宅学習の時間が定められたり、レポートがなくなるなどの話を伺いました。
私の時代は9時や10時、実技練習会や講習会はよくありました。もちろん、患者さんを見て、記録等の時間が終わってから開催されるので遅くなるのは当たり前のようにありました。
指導内容や指導方法も大きく変わっています。
病院勤務時間はレポートなんて時間もなかったですし、全て帰宅後でした。病院での臨床実習の時間は指導者管理のもとで治療を中心とした実習でした。
もちろん、学生の私はまだまだ何もできなくて指導者に何度も教えてもらいながらでした。時には、状態変わっとるやんけ⁉と怒られることもありました。細かな気配りができていない!などもありましたね。
今思い返しても申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、、、
働き方改革の影響もあると思います。
社会全体が大きく変わってきているのだとも感じます。
しかし、変わっても私たちのやるべきことは明確です。患者やクライアントの困っている症状を改善させ、日常生活へつなげていく。そのためにの技術を身につけ、研鑽していくことです。
社会の動きが変わっても、自分のやるべきことは変わりません。なぜなら、目の前のクライアントが身体のことで困ること悩むことが必ずあるからです。
PS:各学校や病院でも色々な教育方針があり、変わってきているのだと思います。ですが、理学療法士・作業療法士などの義務や法律は変わっていないですからね!!
滋賀県 草津【腰痛】【膝痛】で長年お悩みのあなた!痛みを根本から改善させるにはPhysio Lab.滋賀オフィスに来てください。しっかりと身体をみて、説明させて頂きます!