ひざの人工関節手術後に起こった出来事
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマ『ひざの人工関節手術後に起こった出来事』です!
あるクライアントは膝痛が続いており、医師から人工関節の手術を勧められたそうです。
最初は手術を考えていなかったようで、多くの方に相談をされたそうです。
もちろん周りの友人などで手術をされている方もおられたそうです。
手術後動けるようになったなど嬉しい声をたくさん聞き手術を決意されたそうです。
手術をして退院するまではそれなりに改善をしていたそうです。少しづつ歩けるようになったりなど嬉しい話でした。
しかし、実際家に帰ってみると膝痛がひどくなった、曲がらなくなっていく、しめつけられる感じがするなどの症状がでてきたそうです。
そこから、マッサージを依頼するようになったのですが、ひざを曲げる運動をしたり筋トレをしたりされていたそうです。
もちろん、そのマッサージをしてくれている人も良くしたい一心だったと思っています。
しかし、痛みの改善やひざが曲がる感じはなかったそうです。
普段していた生活もできないと困り福祉用具を導入し対応しているそうです。
他にも信号機が時間内に渡れないや歩くのも辛いなど多くの悩みをもっておられました。
当ラボに来られた時のひざの状態はかなり熱をもっており、足首まで痛みがある状態でした。
ひざの曲がる角度は85°。立つときも反対の足と両腕で頑張って立っていました。
現在は100°〜105°まで改善がみられ、立ち上がりがスムーズになっています。
歩いているときも足に重みがかけられるようになってきています。
ひざは触っていないのですが、ひざの動きを改善することができます。
むしろ、熱を持った状態でひざは触らない方が良いという状態でした。
支えられるようになりスピードが付けば信号機も渡れるようになります。
関節機能障害や関連痛の存在や、体の状態を適切にみれないと、ひざにフォーカスがいきます。
なぜなら、クライアントはひざに訴えがあるから。
膝痛にだけ視点をおいて身体をみてしまうとかえって状態を悪くしてしまうことだってあります。
もし、人工関節の手術後から体の状態が悪くなったり、病院で画像では問題ないと言われているのに痛みがひどくなっているや曲がらなくなっているなどの症状がある場合は関節機能障害が隠れている可能性があります。
そんな方がいましたら、一度御相談下さい。
P.S.手術後に困ることを話されたと言っていました。『本当に生活が豊かになるのかどうかを考えて手術をする必要がある』と思います。痛みが長期化するとその刺激が脳を変えてしまいます。脳が痛みを覚えてしまうと改善するのには長期化してしまいます。早期改善が大切です。
滋賀県 草津【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたとともに痛みと向き合います。