腰痛と肥満は関係ある思う人、他にいませんか?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『腰痛と肥満は関係あると思う?』です!

年齢を増すごとに体重は増えていないのにお腹が出てきた気がする・・・

お腹が出て腰が痛み出した!?

 

そんなことを感じたことがありませんか?

 

私は感じたことがあります。
体重はあまりかわらないのになんで?なんて思うことあります。

お腹が出ているから腰に負担がかかると思いますよね。

 

実は、体重と腰痛に関しての関係は、、、

肥満を表す指標としてBody Mass Index(BMI)があります。
これは体重Kg÷(身長m×身長m)で求めることができます。

日本肥満学会による判定基準では、25以上が肥満とされています。
普通体重と判断されるのは18.5以上25未満とされています。
18.5以下は低体重と基準値があります。

 

しかし、この数字からは筋肉量や脂肪量などを判断はできません。基準値内でも隠れ肥満があったり、肥満と判断される数字でも筋肉量が多い方もおられます。

実際に腰痛と体重との関係は低体重であっても肥満であっても腰痛になる危険性は隠れています。

 

ガイドラインの中では体重と腰痛の関連性は弱いとされています。
もちろんですが、健康的な体重の管理が予防には好ましいと書かれています。

 

肥満だから腰が痛くなるというのは関係性は弱いため、お腹が出てきて腰が痛いというのは間違いになります。

そして、腰が痛くなってから運動しはじめたりする方が多くおられます。

活動量の維持はいいのですが、痛みが出てから活動量を増やすことは腰痛を悪化させる危険性があります

 

十分注意が必要ですね。

 

まずは、痛みを改善してからこそ運動で腰痛を予防していくことや体重を維持していくことが健康管理としては良いでしょう。

 

実際に健康管理のためにジムで筋トレをしている方でも直後に腰痛で来られる方がおられます。
これを考えると筋肉があるから腰痛にはならないということもありませんね。

 

健康な人でも足首を捻ってしまうように腰の関節でも捻挫を起こすことがあります。

関節を支える組織が力を発揮できない位置では一瞬にして機能障害を起こしてしまったり、関節周囲の組織を損傷してしまう可能性があります。

そして、痛みが治っても機能障害が残ることがあります。

 

前までは前屈すると足まで手が届いていたのに、、、
もっと後ろに反ることができてたはず、、、

あれ?って思うことありますよね。

 

それは、年齢のせいではなく機能障害が残っている可能性があります。

 

固さが残っていると腰痛の再発の危険性がありますので固さを改善させて痛みの出にくい身体作りをしていきましよう!

 

P.S.肥満傾向で特に注意が必要なのは高血圧や糖尿病になる危険性がありますので健康管理は大切ですね!

滋賀県 草津【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。