ある博士の水を飲む提案が腰痛を改善する?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『ある博士の水を飲む提案が腰痛を改善する?』です。

水を一日1.5〜2ℓ飲むと体が良くなりますよ!

なんて話を聞いたことがありませんか?

 

これは、体には直接は関係ありませんが、
地球の表面は70%以上が水で素晴らしい惑星だとされていますが、その70%の水の98%は塩水だそうです。2%が飲むことができる新鮮な水だそうです。

水を飲むことが、体を良い方向に導くというのはF. Batmanghelidjという医学博士が提唱しています。

病気ではありません。渇きを薬で治療しないで下さい。
と言われています。

体の60〜70%が水分というのは理科などの事業で習ったことがあると思います。
本によって差はありますが、
体を動かす筋肉の75%は水であり、栄養素を運ぶ血液は82%が水骨でさえ水が含まれるとされています。

 

そのため、脱水が起こると多くの症状が体にあらわれます。

体重に対して水分の割合が欠乏していくとこんな症状が出るとされています。

1%:のどの渇き
2%:強い渇き、ぼんやりする、食欲減退
4%:動きが鈍くなる、イライラ、疲労、感情鈍麻、感情が不安定になる
6%:手足の震え、頭痛、体温上昇、脈拍・呼吸の上昇
8%:呼吸困難、めまい、チアノーゼ、精神錯乱
10〜12%:筋肉のけいれん、失神、循環不全
20%以上:死亡

 

これだけ見たら、水分って大切だと思います。

自分が知らない間に慢性脱水になるのを防ぐために、定期的に水分摂取量を増やすことで予防できると述べています。
この中には、痛みや多くの変性疾患に関わり、脱水がさらにそれを生み出す可能性があると言われています。

 

腰痛に関しては、背骨の関節椎間板の働きには、水の力学的な特性を理解することが重要と言われています。

背骨の関節では、関節の中にある水が潤滑油の働きをしています。
椎間板の中心にある髄核も水が保持され、体の圧縮力を支えています。

 

背骨の関節1つ1つに水が蓄えられいて、体を支えるうえで水が大切な役割を果たしているのです。

 

この関節の中の水を循環、代謝させるために大切なことがもう一つあります。

それは、
運動になります。

関節の中が滑らかに動くことで、筋肉の攣縮を和らげ改善させることができます。
実は、この攣縮が多くの人にとって腰痛の主要因になっている。正しい姿勢をとることも必要と書かれています。

 

動きやすい体を作ることが痛みを改善させる方法になります。

あなたも、体が重くて辛くなってから痛みがでてきたり、それから痺れに変わっていったりといった経験があるのではないでしょうか?

早い段階で体の状態を改善することが、いかに大切かってところですね!!!

 

P.S.水を取る場合も、心臓や腎臓に問題がある場合には注意が必要になります。

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。