歩いているその時の腰は!?
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『歩いているその時の腰は!?』です。
腰痛があって腰を支えて、前ががみで歩いた経験ありませんか?
私は、経験したことがあります。
本当に急な腰痛になると動けなくなって、よちよちで歩いて帰った経験があります。
ぎっくり腰ってやつですね。
痛みがあると関節の動きが出せなくなります。
腰痛が改善しても関節の動きの固さが残るというケースは非常に多く、その場合、腰痛を再発する可能性があります。
歩いている時の骨盤って、結構複雑に動いてくれるものなんです。
捻れる動き、上・下への傾斜の動きが主にあります。
複雑か?って思うかもしれませんが、左右に捻じれながら傾きが出てくると波を打つような動きになります。
細かな数字で見てみると・・・
歩いている時に骨盤は右と左で4°ずつ捻じれます。計8°の捻じれが起こっています。
この動きには役割があり、踵をつく瞬間の衝撃を緩和する働きや股関節の動きを助けてくれます。
上・下への傾斜の動きは5°傾くとされています。
これは足と床の高さを補ったり、足の横にある筋肉が活動しやすくしたりしています。
小さな動きに感じますが、この役割が非常に大切になります。
何故なら!普段は全く意識をしていませんが、ほんの少しの動きの障害で日常の動作が不便になったり上手く行えなくなったりしてしまうのです。
これは、体験したことある人ならよくわかると思います。
ほんの少しの動きが障害されやすく、結果痛みに繋がってしまいます。
今度は、骨盤ではなく腰の動きです。
腰は5つの骨がブロックのように積み上がっています。
腰全体を丸める動きや反る動きが一番主になりますが、他にも横に傾く動きや捻れる動きがあります。
この腰の動きが骨盤の動きを作っています。
腰痛になるとこれらの動きが出来なくなるんです!
炎症の時期などが過ぎているにも関わらず、痛みが残っている場合は関節の動きの障害が残っている時になります。
痛みだけでなく違和感や、人によっては骨が折れてる!?みたいな感覚になる人もおられます。
筋肉が働きやすい環境を作るのも関節の役目です。
関節が動かない、、、
すると、筋肉が働けない、、、
さらに、筋肉を動かしている神経も休んでしまう、、、
心臓に戻るはずの血液も滞ってしまう。リンパも流れが悪くなる。
このように全身への悪循環を生んでしまうのです。
これを断ち切るためにも、関節の動きを改善して健康を作っていきませんか?
P.S.健康を意識する人は筋肉やリンパ、血流といったことに着目しやすいものです。関節は変形してから気付くみたいな・・・逆ですよ!関節が動くことが大前提です!
滋賀県草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。