通院率 第4位の7つの問題

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

いきなりですが!
今日のテーマは『通院率 第4位!!』です!

病院を通院する理由のうち、症状としては腰背部痛が第4位なんです。ちなみに1位は高血圧症なんです。

成人の70%が腰背部痛を感じたことがあるとされています。

 

その問題となる腰痛の原因は、

  1. 筋肉や靭帯の損傷
  2. 椎間板や関節の異常
  3. 椎間板の脱出(ヘルニア)
  4. 脊柱管の狭窄
  5. 脊柱の異常(側わん症やすべり症など)
  6. 全身疾患(腫瘍や感染症)
  7. 内臓疾患

などが挙げられます。

 

これらの原因があるなかでもっとも多く関連していると考えられているものは関節の異常、筋肉や靭帯の損傷とされています。

椎間板ヘルニアでは健康な人でも20〜30%が画像で認められると言われています。
特に症状がでないということも多くあります。

腰背部痛の全患者のうち、椎間板ヘルニアに対して手術を受けるのはおよそ2%に過ぎないと言われています。

腰背部痛患者のうちおよそ

  • 4%が圧迫骨折
  • 3%がすべり症
  • 0.7%が腫瘍や癌
  • 約0.3%が強直性脊椎炎
  • 0.01%が感染症

であるというデータもあります。

残りの85%は画像結果との関連性が低く決定的な診断をつけることができないとされています。

その多くが関節の動きの異常や筋肉や靭帯の問題と考えられています。

今日もクライアントと「筋肉揉むと気持ちいいやん」って話をしていました。

 

確かに気持ちがいいものです。

 

しかし、筋肉を揉みほぐすことのデメリットもあります。

それは、力が入らなくなり動きにくくなるという点です。

揉みほぐされたあとにだるくなったり、体が軽いのから一気に重くなったりなんて経験ありませんか?

 

ちなみに私は、2時間ふくらはぎを自分で揉み続けた結果・・・
歩くと違和感と一緒にふくらはぎに痛みが出だしたことがあります。笑

 

筋肉は揉みほぐされたり、無理なストレッチをすることで筋肉の働きが悪くなります。

決して気持ちいいことが体に良いとは限らないということです。

結果、首を揉みほぐすこととストレッチをやめてもらいました。

気持ちいいやん!に騙されてます!って結果でした。

 

関節の動きがよくなれば、異常がない筋肉は働き安い環境になり生活で必要な筋力を使うことになります。そうすると生活での動き方も楽になったり、痛みの改善につながります。

P.S.関節、関節と言っているとバキボキをイメージする人が多いと思いますが、決してバキボキするような方法ではありません!!非常にソフトなタッチです!

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。