現代の医学でも原因解明が難しい・・・
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『腰痛・膝痛改善の手がかりは画像になし!』です!
レントゲンやMRIといった体の中の構造を見ることができる医療機器ですが、がんや骨折、脳の血管の問題などを知るには有用な手がかりとなります。
しかし、体の中が見えるのに、見つけられないものがあります。
それは、、、関節痛!
腰痛や膝痛といった国民病、社会問題と言っても過言ではない関節痛は画像で見つけられないケースが多くあります。
現代の医学でも原因解明が難しい・・・。
そんな中でも着目されるのが関節を動かす方向にあります。
関節には、電車が走る線路のようにレールが存在します。
そのレールの上をきれいに動いていれば何も問題はないのですが、関節の周囲の組織が固くなってしまったり、関節の動き自体がずれてしまうことで関節痛につながります。
細かく見ると体の中では、レールの上で、骨と骨が滑る、転がる、捻れるという動きを複雑に行っているんです。
この動きが障害されることで運動に影響を及ぼします。
そうなると関節由来の痛みが引き起こってしまうのです。
画像では、骨が滑るところや転がるところ、捻れるところは映りません。
アメリカの整形外科医が、このような関節の動きが障害されることを関節機能障害と定義しています。
痛みが引き金で起こるものとして、まずは運動や動作が行えないといったことがあります。
痛みがあることで筋肉が本来の仕事をすることができなくなります。
そして、体が動かせないことで犬の散歩や家事、仕事といったものに影響を及ぼしてしまいます。
では、痛みがある場合はどうやって改善していくことが良いのか?
一番に見るべきところは腰の関節になります。
腰の関節にも動きの方向があります。
動きの方向によって関節の引っ掛かりを減らし、動きやすい状態に整えると可動域が改善していきます。
それに合わせて、関節の機能が良くなり痛みの改善につながっていきます。
もう、膝が曲がって伸びていない。腰が曲がってしまって固まっているなんて状態でも動きの改善をしていくことができます。
(ただし、拘縮の場合は時間がかかってしまいます。)
腰痛においても、首の関節が関係したり、胸の関節が関係していたりと痛みのある場所だけでなく背骨全体の動きが関係しています。
肩の動きが悪い人が膝の痛みと関係することだってあります。
何も、腰痛や膝痛だから同じ場所が問題ということはありません。
個人、個人、原因は違うことがあります。
あなたも痛いところがある時、思わぬところに原因が隠されているかもしれません。
P.S.滋賀県草津市で痛みの改善に全力を注いでいます。痛みの改善の先にある笑顔に向けて。
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。