サウナに入って腰痛改善!?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日は『サウナに入って腰痛改善!?』です!

温泉に行くとサウナがありますよね!
好きな人、嫌いない人がわかれるのじゃないかなと思います。

 

このサウナ、フィンランドの方では、昔から伝統的にもちいられていたそうです。
昔は、木を燃やして石を温めていたのですが、現在は電気で加熱するものに変わっています。

 

今では娯楽や慰安に用いられることが多いのですが、サウナは病気やケガの治療や医療として使われることがあったです。

実際に温泉の近くには病院があり、〇〇温泉病院という名前がついているところも多数あります。

 

このサウナの適応のある症状の一つに腰痛性疾患が含まれます。他にも怪我の後遺症うつ病自律神経失調症といった症状に対して適応があるとされています。

逆に入るのを禁じられている症状や病気もあります。心不全急性炎症高度の高血圧症動脈硬化といったものは原則入ることは危険になります。

 

サウナに入ると体の中では、、、どうなっていると思いますか?

 

サウナに入ると、異常な高温環境になるため、体は熱を発散しようとします。
熱を逃すために体は汗をかきます。汗をかいて体を冷やそうとするのですが、これでは、サウナの温度には勝てません。

 

皮膚表面の血管は広がり、一度熱を逃がそうとするのですが周りの温度が高すぎるため逆に熱を高めてしまいます。
そのため、体温は徐々に上がっていきます。

 

体温の上昇に伴って、心臓の拍動が増加し代謝が約12%高くなるとされています。

血圧に関しては収縮期血圧(上の血圧)が10〜20mmHg上昇します。
血圧に関しては個人差が大きく逆に下がる人もおられるようです。

血圧が高めの人では収縮期血圧が10〜45mmHg低下したというデータもあります。

 

サウナに入った後、体重を図ると減っていることがあります

決してダイエット効果ではありません
体重減少は、発汗による体から水分が減少しているだけになります。注意して下さい。

 

主に腸や脾臓・腎臓などには血流が減少するとされ、これらへの循環は低下するとされています。

 

このように、サウナも実は多くの作用を体にもたらしてくれます。
腰痛改善にはどんな効果があるのか!

実際に適応症として上がっていますが、温熱効果によるものが一般的と考えられます。
温熱効果として、痛みを感じる刺激の強さを高めることができるというところが一時的な腰痛改善が期待できると考えられます。

ただし、慢性腰痛に対しての効果であり、急性腰痛では使用しないようにしましょう!!

 

炎症期に温めることは逆効果になりますからね。

 

P.S.ほぼサウナの話になってしまいましたが、、、サウナが好きな人!入っているときには一時的に腰痛が楽になっているかもしれません!ちょっとチェックしてみてはいかがでしょう?

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。