腰椎変形性脊椎症ってご存知ですか?
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
台風が過ぎていきましたね。皆さん大丈夫でしたでしょうか?
大津の一部は停電になりしばらくの間、暑い夜になりました。
久しぶりにランタンと懐中電灯、あとうちわが登場していました。
どんなに便利な世の中になっても電気が止まったときは、昔からあるものが役にたってくれますね!
うちわ開発した人天才やと感じるくらいでした。笑
新しい物や技術にも、必ずその素材となるものがありますね☆
さて、皆さんは、腰椎変形性脊椎症という疾患をご存知ですか?
脊柱の疾患の中でも最も高頻度にみられるものです。レントゲンにも写るためある意味馴染みのある疾患かもしれませんね。
年齢や他の病気の影響などにより椎間板が変化することで起こってきます。
50歳を過ぎてくると多かれ少なかれ脊柱の変形が出てくるとされています。
しかし、脊柱の変形が強いからといって腰痛や背部痛がヒドイとは限りません。逆に、あまり変形がないにも関わらずヒドイ腰痛や背部痛がある方もおられます。
変形しているからといっても、症状がなければ治療の対象にはなりません!
腰椎変形性脊椎症のレントゲン画像にはある特徴があります。
それは、、、
骨棘と呼ばれる骨の増殖です。骨に本来あるはずのない骨のトゲができます。
変形が高度になり骨棘がひどくなることで、背骨の骨同士がくっついてしまう現象が起こってしまいます。
この骨棘の原因の一つに背骨への異常な刺激が関係しています。
椎間板の変化や動きの障害などにより背骨への牽引や圧迫、摩擦が生じていきます。これにより骨の増殖がはじまるとされています。
主に
- 腰痛、背部痛が長年続いている。
- 運動や仕事によって痛みが強くなる。
- 安静にしていると軽減する。
といった症状があります。
腰椎変形性脊椎症のやっかいなところは、関節の動きが悪くなりやすいというところです。
背骨の関節の動きが悪くなることで、腰痛を増強させてしまいます。
このことから50歳を超えてくる、もしくは重いものを持つ仕事を続けていることで腰痛が起こりやすくなってしまうということです。
腰痛を予防する目的でも、関節の動きの引っかかりは改善しておくことが望ましいですね。痛みが出はじめている方!はやいうちに改善していくことをお勧めします!
PS:万病のもとは関節の動きが悪くなることが原因かも!?
滋賀県草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。