腰が痛い!それともお尻が痛い?その痛みは腰の関節が原因!?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

本日のテーマは『腰が痛い!それともお尻が痛い?その痛みは腰の関節が原因!?』です。

骨盤周辺に痛みがあるけれどガマンしている人は多いと思います。
自分で触ると凝り固まって、少し痛気持ちいい感じがするなんてことがあると思います。

 

マッサージをしてもらっても一時的に楽になるけど痛みが戻ってしまう・・・
筋肉を揉んでもその後の揉み返しが・・・

そんな経験ありますよね?

 

腰には要となる関節があります。

仙腸関節、腰仙関節、椎間関節という骨盤から腰にかけての関節になります。

仙腸関節の機能障害による腰痛は1900年の初めに注目されていたのですが、画像では問題が見つからないため、画像に写る椎間板の問題が注目され影に隠れていた時代がありました。

 

この関節は上半身の体重を支えるところであり、わずかな動きがあります。

この関節で機能障害が起こると、

  1. 腰の周りの痛み
  2. お尻の痛み
  3. 足への放散する痛み

が起こっていきます。

 

当ラボのクライアントでも太ももの裏に走る瞬間的な痛みで困っている方がおられました。

今は痛みが無くなり、経過をみているところです。2週間たちますが今のところ痛みは出ていません。

 

治るまでにはそれなりにかかりましたが、最終はこの仙腸関節の機能障害による症状でした。

治療者の視点では、非常に難しい技術になります。
わずかな動きのズレで足の力の入り方が変わったりしてしまいます。

 

ははっ!そんな馬鹿な!

って思うかもしれませんが、本当です。

 

体の表面から中を動かしていくので、うさんくさいと思う人もおられます。

もちろんだと思います。

病院では画像を撮れば骨だって見えるし、中が見えると思いますよね。

 

腰痛に関する古い本の中には、ヘルニアの手術で背中を切り開いてみるとヘルニアがないということだってあると書いてあります。

 

驚きですよね。

 

そう考えると画像に写るものが全てではないですね。
仙腸関節の機能障害も写らないため見落としがちです。

腰痛全体における仙腸関節の機能障害による問題は報告者で幅があります。10%と言われるものがあったり、30%というものがあったりしますが、ガイドライン上では6%と言われています。個人的にはもっと多い感覚がありますが、、、

 

もし、今これをみて腰の周りの痛みやお尻の痛み、足への放散する痛みなど思いあたることがある。そのうち治るだろうと放置しているけれど改善していないなどの場合は早めの改善をおススメします。

 

P.S.身体は奥が深いですね。ですので改善したときも私は冷静な振る舞いですが、心の中ではめちゃくちゃ嬉しいです。

滋賀県 草津【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。