ひざの痛みとウォーキング
from:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
昨日は当ラボで研修会をしました。
皆さん集中して2時間取り組まれて、あっという間の時間でした。
関節の操作をするために必ず必要な骨の運動と関節の中の動きである副運動、構成運動を中心に教えました。
説明の下手さと自分の理解力のなさがあらわに、、、人前で話すことは慣れないものですね。
はじめましての人はいないのに何を話したらいいかわからなくなったり、誤字脱字があったりと。
慣れないなぁ・・・
さて、今日のテーマは『ひざの痛みとウォーキング』です!
ウォーキングをされている方も多いと思います。
一日一万歩を目標に万歩計をつけて少しはやめの速度で大股で歩いている方もおられるのではないでしょうか⁇
健康に良いと言われていますが、これは身体に痛みのない人が健康維持のために行うものとされています。
ひざに痛みのある人が痛みを我慢して行っているのであれば一万歩というのはかなりハードな運動になり、痛みの改善と逆の効果となってしまう可能性があります。
普通に家事をする主婦であれば家の中だけで3000~4000歩程度歩いていると言われます。
家事をしたり家の中を歩いている時は痛みが出ていない、でも外を20分も歩くとひざが痛くなるという方もおられます。
特に痛みが出始めてからウォーキングを始めた方は注意が必要です。
炎症期に行ってしまうことで、患部が赤くなることや発熱(血管が拡張し血流増加が起こっている)、腫れや痛み(血漿タンパクの滲出による透過圧の亢進がおこる)などの炎症症状を助長してしまいます。あとひざの曲がりにくさがでたり、動かしにくさ(機能障害)があります。
数日~2・3週間は急性炎症となります。その後は数か月までの間は亜急性炎症と言われています。痛みの状態が続くことで慢性炎症へと移行していきます。
急性の炎症期では温めることは禁忌になります。むしろ冷やすことが望ましいとされています。
慢性炎症に移行してしまう場合は炎症を起こす原因が残っている可能性が高くなります。
もちろん原因がひざにあるとは限らないことも多くみられます。
ひざの痛みが続いているということは、他に原因があるかもしれません。広い視野で身体をみることは大切になりますね。
PS:歩きたいという気持ちがあるのはわかりますが、それは痛みの改善がされてから解放するべきです!
滋賀県 草津市【腰痛】【ひざの痛み】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィスはあなたと共に痛みと向き合います。