ひざの熱中症ってなんやねん!?

From:田中晃信

@Physio lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『ひざの熱中症ってなんやねん!?』です。

いきなりですが・・・ひざの熱中症などありません。

そんな症状は存在しないので水分をとっても治りません。

 

いきなりなぜこんな話をするのかというと、ある病院の医師が実際に患者に説明をしていたのです。

これを医者から言われたら信じてしまう方もおられますよね。

 

私は信じやすいタイプなので信じてしまう可能性があります。

 

その方は、膝痛、熱感、腫れがひざに症状として出ていました。
医師のアドバイスは水分を良くとってくださいでした。

『ヤバイよ!ヤバイよ!それは違うよ!!この人ヤバイよ!』

ってなりますよね。

本当に正しいのか調べてみましたが見つかりませんでした・・・

 

熱中症だけならもちろん出てきます。
熱中症は、熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病という症状の分類があります。
一過性の意識消失から電解質が少なくなり痙攣をおこします。そのあと高度の脱水、循環不全により熱疲労を起こしてしまいます。その後、熱射病となります。

 

こんなことがひざ単体に起こることはありません。

炎症の症状では、皮膚が赤くなったり熱をもちます。そして腫れ、痛みをおこします。これに機能障害が加わり5主徵となります。

 

状態をしっかりと把握して説明をしないと身体のことがわからない人からするとそれが真実だと思ってしまいます。

 

ひざは痛みが起こりやすいところだと思います。

足首からの影響や股関節、腰の影響を受けやすく、ひざは下半身の中間管理職として仕事をしているのです。

 

足首の関節というのは多くの靭帯に支えられており、適合性が高い関節になります。
股関節は、関節の周りの組織が適合性を高め安定した関節となっています。

その間にあるひざは靭帯や半月板などで補強されていますが、上からの重みや重力の影響を受けます。下からは反力の影響を受けています。

このように力学的にも影響を受けやすい状態です。

 

実際に、腰の関節の動きが悪くなった場合や悪い方に無理やり動かしていくとひざの関節の曲がりが変わっていきます。曲がらなくなります。

その状態で放置すると膝痛が出てきます。

 

動きやすい、関節の本来の機能を使える環境をつくることが痛みを出さないための第一歩になります。

 

膝痛で悩む場合や腫れてしまったとき、ひざの熱中症ではなく原因は別のところにある可能性があります!!ぜひ、覚えておいて下さい⭐︎

 

P.S.私が施術している限りでは膝痛の原因は腰の関節にあります!

滋賀県 草津【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab. 滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。