あなたの体は転びやすい?
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日はいつもと少し内容を変えて『あなたの体は転びやすい?』です。
何もないところや小さな段差で転んだことありますよね?
私もあります。そして、私は注意力が散漫のため良く転びます。この間は溝にはまりました。
今だに左スネが治りません。毎日流水で流していますが・・・笑
そもそも転倒って転ぶことなんですが、
予期していない体と地面の接触を転倒としています。
転倒と転落をまとめて転倒と呼ぶ場合と区別する場合があります。
私は区別していまいた。でも、英語ではfallで共通の意味らしいですね。
そんな余談はいいとして、
日本の高齢者の方が年間どれくらい転ぶのかというと、
年間の転倒発生率は6.8〜25.6%
その内の1割程度が骨折をするという報告があります。
「転倒・骨折」は平成28年の国民生活基礎調査によると、介護(要介護4・5)が必要となった原因の第3位となっています。
転倒・骨折による介護をこれからどう防ぐのかは課題といってもいいでしょう。
日本の65歳以上の高齢者人口は約3,515万人。
総人口に占める割合は27.7%と過去最高となりました。
令和17年には33.4%となる見込みで、3人に1人が高齢者という時代になります。
ということは、これから転倒・骨折が増加することが十分に考えられます。
「オレは昔から運動してるし大丈夫や!」「私はヨガにいっているから転ばない!」
なんて思っていたらダメですからね!
そこで、バランス能力を検査するいい方法が2つあります。
※一切責任は取れませんので、安全性に十分注意して行うようにしてください。
1.片足立ち です!
60 歳を過ぎると目をあけて片足を上げることが難しくなります。5 秒以下しか保てない方は転倒の危険性が非常に高いとされています。受傷と関係する重篤な転倒との関連も報告されているくらいです。
2.椅子に座った状態から3m歩きUターンして再び椅子に腰掛ける です!
この時間を測定します。そのとき、ゆっくり歩くのではなくできるだけ速く歩いて行うようにしてください。時間が10秒未満は自立、11〜19秒がほぼ自立、20秒〜29秒は不安定、30秒以上は歩行障害とされています。
代表的な2点を紹介しました。
自分のバランス能力を知り、転ばない体作りをこれからしていきましよう!
PS:皆さん転倒に十分注意してくださいね!!
滋賀県 草津【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィスはあなたとともに痛みと向き合います。