地震が及ぼす腰痛ってご存知ですか?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日は、阪神淡路大震災の日で丸25年がたったとニュースになっていますね。
多くの犠牲者を出した大震災で滋賀県にも地震が来ていたそうです。

私の出身の福井も少し揺れがありました。

 

25年たった今もこうやって残る出来事というのが、被害の大きさを物語っていますね。
被害を経験したことのない私ですが、被災した方々にお祈りを申し上げます。

 

日本人は強いですね。
大きな災害からも立ち上がり、助け合いながら前に進む力を持っています。

病気やケガに負けず前に進む力を持っているのを病院でも良くみてきました。

私も、健康面で少しでも力になれたらと思います。

 

さて、本日のテーマは『地震と腰痛』です。

大きな地震や災害が起きると腰痛になる方が増えることをご存知ですか?
この腰痛は、数多くの因子が重なって症状として現れます。

災害直後だけでなく、災害から少し落ち着いた頃に起こる腰痛もあります。

 

まず大きく変わるのは、生活環境です。
寝る場所や、部屋などの空間の広さなどが影響を与えてしまいます。

今まで使用していたベッドの硬さが変わることや多くの方がいる中での生活によるスペースも影響してきます。
生活をしていて、壁を背に寝ることが多い人もいると思います。

このように環境による体への影響があります。

 

次に、災害による不安や恐怖、悲しみなども影響を及ぼすとされています。
これは、心理的な要素が体への症状として現れてきます。

イタリアの大学で行われた調査によると、自然災害によって誘発された精神的ストレスが交感神経を活発にし、末梢神経や中枢神経系を介して痛覚が増幅される可能性があるとしています。
これにより、原因がわからない非特異的腰痛を引き起こしたり、痛みが慢性化する可能性がある言われています。

 

忘れていましたが、、、
倒壊などによる外傷避難時に起こる転倒に伴う骨折などによる物理的な腰痛も、もちろんあります。
膝や足といったところに起こる痛みで二次性の腰痛症を引き起こすこともあります。

 

食事気温などの変化も体に影響を与えてしまいます。
お肉(特に赤身の肉)にはタンパク質が多く含まれており、タンパク質を摂取することで筋肉の修復に役立ってくれます。
他にもビタミンの不足なども体に影響を及ぼしてしまいます。

 

このように、物理的な要因や環境要因、心理的な要因など多くの問題が重なることで腰痛につながるケースが多くあります。
大きな地震などの災害後に起こる計り知れないストレスが症状として起こってしまうんですね。

 

P.S.腰痛などの痛みが慢性化する。それはいち早く食い止めることが大切ですよ!もし、体の不調や悩みがありましたら一度ご相談下さい。

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。