腰・痛・再・来!

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『腰・痛・再・来!』です。

腰痛の再発の危険性について、知っていますか?

先進国では、約80%の人が一生のうちで腰痛を経験すると言われています。

 

厚生労働省によると、腰痛を一度経験した後、1年以内に30%10年以内に80%再発するとされています。
一度改善しても60%が再発をするとされるデータもあります。

ぎっくり腰などの急性腰痛を繰り返す人は25%程度というデータもあります。

 

年齢は40歳以上で再発のリスクが高くなります。
再発の予防のための腰痛体操は意味があります。身体の中心にある背骨。
この背骨の可動域を改善する運動が多く含まれており、背骨の動きを維持していくことは予防の観点では大切とされています。

こんな状態では腰痛再発の危険性が高くなる

  1. 長時間、一定の姿勢を保つことが多い
  2. 疲労している状態
  3. 前かがみで重量物の持ち上げをする

このような、職場環境になっていると腰痛の再発の危険性が高くなります。

 

腰の関節に機能障害が起こりやす体勢として、やや前かがみの姿勢があります。
この姿勢は、腰の関節が緩くなる位置とされており支えることには不向きな姿勢になります。

もちろん、椎間板にも負担がかかってきます。

他にも、あぐらや足を伸ばして座った姿勢などでは腰痛になりやすい姿勢となります。

 

逆に、腰を垂直にした状態は腰の関節が締まる位置となり支えやすい状態になります。
そのため、この姿勢は機能障害が起きにくい位置と考えられています。

正座では腰痛になりにくい姿勢とされています。

ただ、、、
姿勢が悪いのを意識して、腰を常に反ってしまうのも注意が必要です!

関節に問題を起こすのは何も支えれないという問題だけではありません。
関節には不動という状態も大きな影響を及ぼしてしまいます

 

骨折の時は固定しないとダメですが・・・

このように、腰痛の再発の危険性というのは非常に高い確率で起こるとされています。
体が固いのはダメとわかっていても予防できないものです。

 

関節の動きがいい状態をキープすることは難しいものです。
そのために、メンテナンスしていくことが大切となります。

 

P.S.関節は同じ場所に負担がかかり過ぎることで関節症に繋がってしまうと書かれている文献もあるくらいです。日常や職場で同じ動きを繰り返していたりしませんか?

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。