慢性痛の実態を暴く!
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『慢性痛の実態を暴く!』です。
運動器と呼ばれる骨・関節、筋肉、神経の慢性痛ってどれくらいだと思いますか?
これを見ているあなたも腰痛や膝痛などを経験したことがあると思います。中には慢性痛で今も悩んでいるのではないかと思います。
厚生労働省は慢性痛の問題としているものとして以下のものを上げています。
- 職業、生活の心身のストレスや加齢に伴う背骨・腕や足の関節の慢性痛(仕事による腰痛や頸部痛、変形性関節症や変形性脊椎症)
- 関節リウマチなど骨破壊を伴う病気
- 手術の後遺症として痛みが残っている状態で、首や背骨の手術後など
- 脊髄・神経を損傷して残っている痛み
- 複合性局所疼痛症候群(手術や骨折、脳卒中などの後に神経が刺激されて痛みを伴う原因不明の状態)
があります。
慢性痛の代名詞といっていい腰痛は、調査によって男性では1番多く、女性では肩こりについで2番目に多いと言われています。
そして、介護保険で要支援になる第1・2位は関節疾患なんです!
やはり、骨・関節疾患などがいかに生活に影響してくるのかがわかります。
病院通院でも腰痛で通院する方が非常に多くおられます。
なぜ、科学が進歩してきても腰痛が無くならないのでしょうか?
腰痛の85%は原因不明と言われています。
少し古いデータですが、平成16年の調査では腰痛症が2,400万人いると推計されています。
そのうちの2040万人の腰痛は原因がわからないということになります。
この画像でも原因が映らない腰痛の原因の一つに関節機能障害があります。
構造の問題ではなく、関節の動きの障害により痛みを引き起こすということがわかっています。
それを改善する方法というのが、関節を操作する技術を持った一部の医師や理学療法士にあたります。
ただ、私の臨床経験上では、湿布や痛み止めを出されて終わってしまうケースがほとんどです。
これは、理学療法士が訓練士だと思われているからです。
一緒に歩く、、、筋トレを指導するだけと思われているのです。
運動学や物理医学を用い体の機能を改善することができるのが理学療法士になります。
P.S.フィジオ・ラボ滋賀オフィスではこの知識を用いて、痛みの改善にあたっています。
慢性疾患と呼ばれる、痛みでお困りの場合はぜひご相談下さい。
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。