クライアントの話から見えてくるもの
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
寒い!ムチャクチャ寒い!最近急にきましたね。
布団もかぶらず寝てしまった日には風邪ひきそうです。
皆さん体調崩したりしていないでしょうか?
夕方になると一層寒くなって、日が落ちるのがはやくなりました。
6時を過ぎると真っ暗ですね。
今日、新しいクライアントが来られたので少しその話をしたいと思います。
腰痛と両膝痛で来られました。
腰や膝ともに手術をされており、立ち上がるときも後ろに倒れそうな立ち上がりで手の力で支えて立っていました。
そのクライアントに体のことを伺っていると、膝痛で手術をされたと・・・
手術後、痛みは無くなっていたとのことですが、最近また痛みが出だしたと。
膝痛がではじめたから、病院でヒアルロン酸の注射を・・・
手術もして、ヒアルロン酸注射もして、、、
んー・・・
その後、手術後の入院期間中の理学療法士の話を聞きました。
田中「どんなことをされていました?」
クライアント「足を横に開く運動とか足を10秒止めておく運動、蹴る運動をしていました。」
田中「他には?」
クライアント「階段の練習とか平行棒の中で片足で立つ練習、あと歩く練習です」
田中「んー・・・」
理学療法士として病院勤務をしていた頃は、このような光景は普通でした。
ずっとそこにいると違和感がなくなってしまうものです。
一歩外に出ると違和感を感じます。
ご家族にも体の土台となる話を説明しました。
まず、大切なのは体を動かすための土台です。
それは関節になります。
関節が動くからこそ筋肉が役目を果たしてくれます。
本来あるはずの関節の動きが無くなると、痛みを伴います。
でも、関節の動きを改善する技術を持っている人が少ないのだと思います。
適当に動かしても決して良くなりません。むしろ逆効果です。
これもおかしな話です。
膝が痛くて手術をして形を整えているのに膝痛・・・?
膝の骨の形を変えているのに痛みがある。
それは骨の問題ではないってことですよね?
軟骨すり減って手術して、骨にかかる圧力を分散しているけど痛い。
もしかしたら、それは元々別の原因があったかもしれない・・・
Physio Lab.は、不要な手術を防ぐことを一つの理念として仕事をしています。
大阪のメインオフィスだけでなく、滋賀オフィスも一緒です。
本当に必要な手術が存在することも理解しています。
そんな時はちゃんと医療機関を勧めます。
痛みで悩み、体にメスを入れる前に一度相談下さい。
P.S.あーーーー世の中の理学療法士はこれでいいの?
なんかダメな気がする。
もっとちゃんと見ていたら、その人の人生が変わっていたかもしれないと考えたらちょっと悲しい気持ちになります。
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたとともに痛みと向き合います。