研修の魅力と障壁
from:田中晃信
@自宅デスクにて、、、
2月20~21日東京に行ってきました。もちろん研修です。
なんの研修かは秘密にしておきましょう。
ある日の朝、、、
Physio Lab.メインオフィスの所長よりある命令が下りました。
所長
『田中くん、東京行く?』
『研修費は出してあげるし。今なら安いねん。』
田中
『えっ、、、』
所長の考えることはいきなりOut putされます。
嬉しいことに
『研修費を出して頂き、勉強させてもらえる!』
イヤ!所長流石!めちゃくちゃいい人!と思います。しかも、そんな安い研修会でもありません!
病院勤務時代は絶対に受けに行けないような研修会です。
というか受けに行かないような研修会でした。
それに、その研修会は所長自らも足を運び実際に良いものと体感しての研修会。
これは間違いないぞ!と心で思っていました。
しかも、、、
所長
『この研修会にはジャンル違う職種の人が来て、色んな話が聞けるし。それに、こんな勉強できて、こんなんまでもらえるねん。』
田中
『凄いですね!興味があります!それに、これからそういうのが必要ですもんね!』
こんなにいいこと尽くしでうれしい話はありません!しかも、他にも有望な方が沢山いる中で、私に!
しかし、私には少し超えないといけない壁があります。
それは、、、
家族!
です。
私は6歳の娘と2歳の息子がいます。小さい子供を嫁さんに全て任せなくてはいけない、、、
家にいてもほとんど役にたたないのですが、、、笑
でも行くと決めた私は頑固なので嫁さんは呆れながら、『どうせ行くんやろ?』と言ってくれます。
あきられてはいますが、家族の許し?は得られ、壁を越えました。
そして、申し込みを済ませ交通手段も決めた!準備良し!
と思っていました。
徐々に研修会の日が近づくと、、
所長
『田中くん、、、成果でなかったら研修費回収します。全ては結果次第です。』
臨床においても当たり前のことですが、結果が全てです。
私も病院勤務をしていた時に、関節機能障害の所見と判断し椎間関節等の治療を行いSpasm消失やROM改善が得られているにも関わらず痛みが残ることがありました。
- 自分の治療技術の問題なのか?
- 原因が別の所にあるのか?
- 関節機能障害による症候ではないのか?
こういった悩みが頭の中をグルグルとまわったり、炎症所見?内部疾患?かと考えて込んでいると少しづつですが、痛みが消えていくのです。時間はかかるのですがホントに少しづつ。
これは自然治癒なのか?とも思っていたのですが、どう考えても骨の治癒期間や神経の回復とも合わないのです。
患者さんの痛みで頭を抱えているあなたも考えてみて下さい。
痛みはどこで感じていますか?
皮膚の受容器?末梢神経?それとも筋膜や骨膜で感じていますか?
感じているのは 脳 ですよね?
痛みには器質的問題による痛みだけでなく不快な情動や記憶からも痛みへとつながることがありますよね。
治療をきっかけに、その感覚を少しづつ忘れていくこともあります。
痛みが急に治る経験ありますが、忘れていくこともありませんか?
『そういえば!』
みたいなことも自分の身体でもあると思います。
ただし!少しづつ変化が必ずあります。
全く変わらず、内部疾患との所見なども注意深く観察したうえで判断する必要があると思います。気づかれていないだけで隠れた重篤な疾患の可能性もあります。
患者さんを一番に考えて最善の判断をするようにしましょう!
そして、結果が全てです。
結果を残すには労力がいると思います。
あなたの近くにはプレッシャーをかけてくれる人はいますか?
家族を守らなきゃという気持ちもあります、が!
障壁となってくれる人がもっと近くにいました。笑
今の私はプレッシャーが自分の成長につながっていると思います。
そして、他業者へのストレスもあります。
だから、絶対に結果を残す。と自分に言い聞かせています。
マインドセットというよりは、後がないので全力を尽くすしかない!感じに近いですね。
臨床で仕事をしている方も、近くにプレッシャーをかけてくれる人がいるか探してください。
その人が意外にあなたの成長に期待しているかもしれませんよ。
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PS:たまに心臓がギューってなって辛いこともあると思います。そういう時は、友人を頼ってみては?