立ち上がるって実は難しい?

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

個人的に好きな話です。興味ある人いるかな?

米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)の記事が上がっていました。
この写真は地球から7億400万光年離れた所でふたつの銀河が衝突している写真だそうです。
光っているところが銀河の中心部だとか。

どうしても見せたくて載せちゃいました。

10億年から20億年かけて完全に合体するそうです。

凄いですよね。

 

さて、今日のテーマは『立ち上がるって実は難しい?』です。

テーマの通り座った状態から立ち上がるのって1日に何回もしますよね。

それも当たり前のように・・・。

でも、それって難しい動きなんです!

なぜかというと、座っているときは、お尻と太ももと足の裏で身体を支えています。
身体の重心は、ちょうどみぞおちの高さにあります。

重心が低くて支える場所が広いという安定した環境からスタートします。

 

最後の立った姿勢は、、、
支えは足のみ!身体の重心はヘソの下!
重心の位置は丹田?と言ったらイメージしやすいかな?

支えるところが狭くて、重心が高いという不安定な状態に身体を持っていきます。
さらに、低いところから高いところに身体を持ち上げるという力を使います。

不安定になる環境に身体を持っていく。というところから考えると難しい動きなんです。

 

例えば膝痛があって曲げられない。
立ち上がろうとしても足に力が入らない。

もし、膝が曲がらなかったらどうやって立ちますか?

方法はあります。
でも、立ち上がったときに不安になり物を持って支えようとするでしょう。

目線が高くなるだけでも不安を感じたりするものです。

立っていることが当たり前では感じないですが、痛みなどの制約ができた途端難しいと感じると思います。

 

理学療法士は立ち上がりを層に分けて考えていきます。

  1. 座った姿勢から身体を前に傾ける
  2. お尻が椅子から離れはじめる
  3. お尻が離れたら身体を伸ばしていく
  4. 立つ

という層にわけて見ています。

当たり前やん!って思う方もおられるかもしれませんが、、、

この4つの層には特徴があります。簡単に説明すると、
1.では、身体の重心を足の方向に持っていくためにあります。
2.では、支える場所を少なくして低い位置から高い位置へ身体を持ち上げていきます。
3.お尻は前に向かい身体は、後ろに向かうを支えている足の狭い範囲のなかで行う。
4.完成!

という役割を果たしています。

細かく見るともっと関節一つ一つの動きとか、筋肉の働き方とかあります。
気になる方はFacebookやったら『いいね』して下さい。笑

 

P.S.謎が多い宇宙と身体は神秘的です。宇宙と同じで人間の身体って凄いですね!

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。