滋賀で久々の研修会!
from:田中晃信
@Physio Lab.デスク
16日の夜から東大阪からわざわざ滋賀の僻地にPhysio Lab.の所長を呼んで、17日は1日研修会でした。
理学療法士の本質、本流から物理医学の大切さを話していただきました。
PT3研究会でも昔よく話をされていました。何度聞いても自分のあるべき姿を見直すいい機会になります。
私が臨床で働きはじめて、「理学療法ってなに!?」「仕事で何したらいいかわからん!」ってなっていた1年目の5月に指導者に和歌山で研修会やるからと連れて行ってもらいました。その研修会の講師がPhysio Lab.の所長でした。
最初に○×テストがあって、〇は何故〇か、×は何故×か、説明が全くできなかったのを覚えています。確か正答率も半分あったか、、、
でも、本流の話を何回も聞き、自分のベースが作られていきました。これが自分の根幹にあり、学生指導のときには必ず理学療法士の本流を話してました。
いきなり話をしても大体「はぁ?」って感じのリアクションでしたが、、、
研修会では常に学びあり、悩んでいたところが少し解消されました。
そして、大腿直筋Stretching-exerciseで激痛も味わいました。20秒は耐えきれませんね、、、
ストレッチとStretching-exerciseは違います。知っていました?
ストレッチとは伸びるという意味しかありません。
PTの行うStretching-exerciseにはForced Passive Movement(強制他動運動)という意味があります。その為、筋の走行に沿って起始と停止がきっちりと離れる運動をしていきます。きっちりと出来る人は無茶苦茶痛いです。同じように見えても固定をする手がしっかりと骨を捕えていないと「引っ張られるな~」位の感じです。
しかし、Stretching-exerciseでは動きの改善はありません。むしろ動きが重くなったり、曲がりにくくなったりします。効果はすぐにわかります。やる前とやった後では動きの幅が変わりますから!
膝が痛いからといって痛みを我慢しながらストレッチなんてしたらダメですよ!!
余計に動きにくくなります。
痛みは身体の危険信号ですので、痛みのある時は無理をして体操や運動をしないように注意しましょう。必ず原因があって痛みになります。
どんな人でも急に膝が痛くなったり、腰が痛くなったりしますよね?痛いけどレントゲンをとっても骨には異常がないってことありますよね。
多くは関節機能障害による関連痛が原因となります。痛みが出てから治療までの期間は短い方が改善がはやくなります。
まずは、痛みを取り除くことが優先です!
PS:また所長に滋賀で研修会をやってもらいたいですね。田んぼばかりで田舎ですが、、、10人以上の人が集まれば次回につながる!!