仙腸関節に起因する腰痛

from:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

皆さん暑くなってきました。

脱水症状には十分に注意して下さい。

水分減少率と脱水症状のデータがあります。

体重に占める水分減少率が

水分減少率が2%でのどが渇く症状が、5%を超えると頭痛などの症状が出てくるようです。

 

これからの時期には十分注意が必要ですね。

 

さて、今日のテーマは『仙腸関節』です。

仙腸関節ってどこ⁉

という方の為に、、、

仙腸関節は、もともとは妊娠時にみられるわずかな動き以外はほとんど動かないと考えられていました。20世紀に入り、この関節の運動が女性、男性の両方で起こることが確認されました。

 

この関節の動く量は1~3㎜と非常に少ないです。

そして、とても多くの靭帯で支えられています。

 

この仙腸関節を支える靭帯に損傷が起きてしまったり、動く量が過剰、もしくは減少、仙腸関節の炎症が腰背部痛に関連しているとされています。これらの問題が発生しやすいのは主に出産後だと言われています。

 

産後腰痛や歪みといった悩みは非常に多いと思います。

人によっては出産の時に激痛が走ったことがある人もいると聞きます。

出産時はホルモンの影響により靭帯が緩みます

 

本来動きの少ない関節が靭帯が緩み固定性が失われた場合に、関節症性変化を起こしうるとされています。

これにより腰痛の原因となります。

 

ですので、産後の女性の方こそただの腰痛と思わず、しっかりと痛みの改善をすることが大切になります。

 

PS:男の人には一生わかることのない痛みを経験する女性はとても強いですね。しかも、1人だけでなく2人、3人と、、、女性こそ痛みに対して我慢強い!男の方が痛みに弱い生き物ですね。

 

滋賀県草津市【腰痛】【ひざ痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィスはあなたと共に痛みと向き合います。