現在の再生医療と膝痛

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

昨日の夜、びわ100びわ湖チャリティー100km歩行大会のサポーターをしてきました!

スタートから66km地点のチェックポイントで夜10時からそれぞれ準備をはじめて朝3時30分頃までお手伝いをさせていただきました。

はじめての経験で緊張もしましたが、参加者の皆さんが自分と戦いながらも一歩一歩足を進める姿には感動しました!
そして、少しでもお役に立てたらという気持ちが緊張を消してくれました。

 

中には時間を見ながらペースを作っている方はチェックポイントでの休憩もなしで続けて歩く方もおられ、凄まじい精神力だと思いました。

 

自分の出し切れる力をだし、挑戦することが素晴らしいですし、見習わねば。

 

さて、今日のテーマは『現在の再生医療と膝痛』です!

膝痛の悩みとなる関節の軟骨靭帯半月板といったものに対して再生医療が進んでいます。
軟骨や靭帯、半月板といった血液からの栄養が乏しい場所に対して自分の血液から血小板を抽出して、傷んだ場所に注射することにより修復を促していくといった方法があります。

この方法をPRP療法といいます。

重度の変形がある場合では回復は難しいとされています。
組織の修復を促したり、炎症を抑えるといった効果が期待できます。

自分の血液を使用することにより副作用が少ないといったメリットもあります。

 

現在のところ症例数が少ないため、長期的な効果が今後どうなのか判断されていくと思います。

 

このように自然治癒力を使って回復をはかる方法は、関節の動きが悪くなっている場合も一緒です。一度関節の通り道を改善していけると、数日後に動きの改善を得られるケースもあります。

 

膝痛などの不快な刺激に対して身体は形を変えて反応していきます。不快な刺激がなくなっていくことで、自然治癒力が働き少しづつ不要な部分は減っていくと考えられます。

 

関節機能障害を改善していくことで痛みの改善につながっていきます。
膝痛の多くは別の場所からの関連痛もあるため、膝だけを見ていても治りません。

 

PRP療法は変形性膝関節だけでなくスポーツ分野で靭帯の損傷や半月板の損傷などにも使用されています。

このように再生医療が発展していき組織の回復を見込めることができるようになってきています。関節の動くという機能を回復させるためにも関節機能障害の改善をしていきましょう!

 

P.S.再生医療が進み構造が治せるようになったら、その機能を改善していく。このように膝痛の改善の可能性は高くなっていきますね!

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。