拘縮なめたらいかんよ!!
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『拘縮なめたらいかんよ!!』です。
いきなりなんや?って思ったあなた。
拘縮って言葉を知っていますか?
簡単に説明すると、拘縮っていうのは
関節の周りの組織が固くなって、伸びない状態のことです。
関節を動かされても組織が固くなりある一定のところで止まってしまう状態になります。
ドーランドさん?の英語の医学辞書を訳すとこんな感じ
筋肉または関節を支える組織の線維症、または筋線維の障害に起因する、筋肉の他動的な伸張に対する固定された高抵抗の状態。
とされています。
田中「身体固いですねー」
クライアント「ははっ、痛いところに痛み止めの注射やったり薬飲んだりしてきたけど固いのは昔からやー」
田中「一番厄介なのは背骨の関節の周りが固くなっていることが問題ですね」
クライアント「そうかー?」
こんなやりとりがたまにあります。
この背骨の拘縮・・・これ実はめっちゃ改善するの大変です。
動きが出てくるのめっちゃ時間がかかります。
薬でも注射でもマッサージでも改善しません。
そして、、、身体の腰痛や膝痛を引き起こす原因に。
拘縮が起こっているところに痛みはありません。
何故かというと、痛みの結果で拘縮が起こるからです。
筋肉や関節、関節周囲の軟部組織に外傷や炎症、変性、感染などが起こると組織の伸張性が低下します。
そのほかにも、関節の機能障害が大きく関わってきます。
これらの状態が起きることで痛みを引き起こしてしまいます。
例えば、、、腰痛が慢性的に痛い状態が続くと背骨の周りの組織が固くなりこの拘縮という状態なってしまいます。
そうなると、、、組織が伸びない=体が固い→別の場所への問題を引き起こす
こういった悪循環を作ってしまうわけです。
ただ、体が固い
されど、体が固いです!
体が固い状態の人は関節機能障害や拘縮といった状態が隠れています。
これらは関節の状態と運動学を学んでいる人にしか改善は難しいのです。
体が固い人、痛みで悩む人は出来る限り早めの改善をオススメします!
長期化すると、動きにくい体になり運動機能の低下を起こしてしまいます。
そうなる前に改善しておきましょう!
P.S.痛みが出る前の予防も大切ですよ。痛くなってからじゃ遅いなんてことはいっぱいありますよね?拘縮に注意!
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。