手術で膝痛改善の落とし穴
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
はい!昨日に引き続き【ワンポイント医療英語】です!
何故、英語?って思ったあなた!
もし、海外に行って病院にかかった時、何て伝えればいいのかわからない!
なんてことが起こったら大変ですよね?
私の知り合いで、海外旅行好きなのですが思いっきりホテルの壁で膝をぶつけてパンパンに腫れた友人がいます。
その友人はツアーではなかったのですが、旅行で街並みを歩いてみてまわる予定が膝が痛すぎて病院に行き困ったことがあったそうです。
結構、海外でやらかしている人周りにおるな・・・。
と思ったので簡単な単語でも伝えることができたら、診察でもスムーズにこなせるのではないでしょうか?
膝痛は英語でKnee pain(ニーペイン)になります。
他にも、kneeache(ニーエイク)も膝の痛みとして表現されますが、Painよりも少し表現は弱くなると言われています。
まだあります!My knee hurts(ニーハーツ)でも膝が痛いとなります。
hurtsはケガや傷といった表現になります。
痛い!だけでも色々な表現がありますね。
一般的に幅広く使えるものはPainになります。
これであなたも世界共通言語である英語で痛いところを伝えることができます。
さて、今日の本題は『手術で膝痛改善の落とし穴』です!
あなたは、膝痛で手術を勧められたことはありませんか?
人工関節や脛骨(けいこつ)骨切り術という手術で、膝痛を改善する方法があります。
当ラボにも、脛骨骨切り術や人工関節の手術をしたにも関わらず痛みが改善せず階段や歩くのが辛いという方が多く来られます。
脛骨骨切り術では全身麻酔をかけ、膝の下の皮膚を切開し、骨を露出させます。
そして、予め予定していた角度まで骨を切ります。その後、レントゲンで大腿骨と脛骨の角度を確認し、切った部分の骨をチタンプレートやボルトで固定して洗浄します。切開部を縫合して手術は終了になります。
めちゃくちゃ簡単に説明していますが、2時間くらいかかります。
手術後はリハビリテーションをして退院になるのですが、膝の曲がる角度が保たれたり、歩けるようになり日常生活が送れるようになるというメリットがあります。
ただし、こんな落とし穴があります。切った部分の骨が改善するのに3ヶ月以上の時間を要します。
骨切り術の場合は変形が重度の場合は行えないといったこともあります。
それだけでなく1番の問題は、長期的に見ると痛みが再発する人が40%程度いるというところです。
手術をしたにも関わらず、痛みが再発していては元も子もありません。
こういった落とし穴があると知っていたら、痛みが出た時に早期改善をすることが望ましいというのがわかると思います。
では、早期に膝痛を改善する方法とは?
その一つに関節の動きを改善していくことがあります。もちろん膝だけでなく全身の関節が滑らかに動く必要があります。特に腰!
関節の動きを改善することで、辛かった膝痛から開放されて、趣味の時間に戻ることができたり膝の不安で歩きにくさを解消することができるようになります。
P.S.もし、今体の痛みで悩んでいるのであれば一度ご相談下さい。一緒に改善に導いていくために全力でサポートをしていきます!
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。