膝痛を改善する3つの法則
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『膝痛を改善する3つの法則』です!
膝痛が起こりなかなか改善しないということは実際に多くあります。
それもきっかけがあれかな?くらいのものであったりもします。
人にぶつかられて痛みが出だしたり、階段で少し足を捻ってからだったり、子供に急に抱きつかれたりなどそんな大きなきっかけなく起こるものです。
普段気にしていないようなことがきっかけで膝痛につながり慢性化してしまう・・・。
しばらくすれば治るだろうと思っていたら水が溜まりだしたりなんてことも。
今日は、そんな膝痛を改善するために必要な法則を3つご紹介します!
1.膝痛の原因は膝にない!
いきなり「ん!?」って思ったかもしれませんが、膝痛の原因の多くは膝に問題がないのです。
膝以外に腰の関節や股関節といった問題が膝への影響を及ぼしています。
最初の膝痛になり、病院にレントゲンをとっても問題ないなんてことがあります。
この状態では関連痛が隠れています。
ここでやるべきことは腰の関節の動きを改善していくことになります。
関節機能障害を改善していくことで、まず初めに痛みの改善を目指します。
ある研究では、背骨の関節に高張食塩水(擬似的に炎症のような状態を作る)を注入し関連痛の影響を調べたものがあります。
この研究で交感神経や体性神経といった神経には麻酔をして痛みを感じない状況を作ったにも関わらず、四肢や体幹に痛みが出るということが判明しました。
このことから、痛みは別の場所から起こるということがわかります。
多くの原因となるものは腰や背骨に問題があります。
2.膝よりも足首に原因が!?
足の状態は膝に大きな影響を及ぼします。
足には全部で、28個の骨が多くの関節を形成しています。
地面と接触し、衝撃を吸収できるような構造をしています。
衝撃を吸収するための構造として弓状の形をしています。
この形が崩れてしまったり、小さな関節の動きが悪くなってしまうことで膝にかかるストレスは変わってきます。
骨の位置関係や関節の動きが障害されることで、本来働かなければいけない筋肉にまで影響を及ぼしてしまいます。
衝撃吸収の力と動きを持った構造をしている唯一地面に接触している足は非常に重要になります。
扁平足であったり、外反母趾なども膝には大きな問題になってしまいます。
3.膝の曲がり方を知る!
膝ってただ曲がって伸びているだけではないんです。
急に捻る運動が入ってしまうと、損傷を引き起こしてしまいます。
けれど本来は、捻る動きも存在します。
関節の形状を考えると曲がる+捻れる動きが入るのが普通になります。
関節の引っ掛かりを引き起こしていると膝痛につながってしまいます。
運動学という学問の中にも関節の動きを学ぶ学問が存在します。
さらに、画像上変形と痛みは一致しないのです。変形=痛いというのは間違いになります。
これら3つを改善していくことが膝痛改善には大切になります。
病院や接骨院など痛みの場所を見ていても改善していないのであれば、それは別の場所に原因が隠れている可能性があります。
P.S. Physio Lab.滋賀オフィスでは、痛みを出さないソフトな施術で最大限の効果を出します。体のお悩みをぜひご相談下さい。
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。