2種類の間欠性跛行を知っていますか?

from:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

人生振りを振り返ってみるときっかけが大切だと感じることがあります。

30年の人生経験の未熟者が振り返ってみました。

 

高校の時は勉強嫌いな建設科で今とは全然違う道を進んでいて、将来のことなんかひとっつも考えていませんでした。→お父さん、お母さんに申し訳ない(;’∀’)

担任の先生も『医療の道に進もうなんて急に何言ってんの?お前が?』

冗談はよしてくれって感じでした。

 

そりゃそうですよね。

学校ではコンクリート練ってたんですもん。
そして先生からは『田中は洗い物やっといてー』座学より好きやろ。と言われ一人で洗い物してたのを覚えています。先生も良くわかってらっしゃる。身体動かしている方が断然好きなので。笑

 

そんな私も試験に苦しみながら、専門学校に滑り込みができました。

しかし、そのころは腰痛がピークで少し立っているだけ、少し歩いただけで腰が痛くなりひどい時は足にしびれがでていました。しばらくしゃがむと症状が楽になる。そんな状態でした。

専門の先生からも『そんなところでしゃがんでるな!』と怒られたことがあります。

 

ひどいもんですよ。

こっちは痛くて痛くてしゃがんでるのに。

 

今思うと間欠性跛行という症状にそっくりです。

間欠性跛行とは、しばらくあるくと足の痛みやしびれなどの出現や増悪により歩行が行えなくなります。しかし、数分間の休憩や安静により再びあるくことが可能となります。

 

間欠性跛行には神経性と血管性の2種類にわけられます。

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この2種類の違いは休憩にあります。自分で見分けるときや問診で話を聞く時に非常に重要になります!!

 

血管性の間欠性跛行では、しばらく歩行して痛みやしびれがでてきても歩くのをやめるだけで症状が回復します。血流障害なので、休憩し、虚血状態が改善することで症状の改善が得られます。

 

神経性の間欠性跛行というのは前屈姿勢で休憩することで症状がおさまります。ですのでどこかに座って休んだり、しゃがんだりすることで症状が良くなるのです。前屈することで神経の圧迫がなくなり症状が軽減していきます。

 

これ、私と一緒だ、、、と思ったあなたは、どちらのタイプですか?

 

その他に、専門職の観点からいくとこれらの情報をもとに、

足背動脈(足の甲の動脈)が触れるのかを確認してみて下さい。

血管性間欠性跛行では足背動脈の触知が困難な場合が多くあります。

神経性では触知が可能となります。

 

このような症状の違いで、整形なのか血管なのか受診する際に変わってきます。

腰部脊柱管狭窄症と診断された方は、薬物療法や神経ブロック、腰痛体操の指導といった治療が主になってきます。

 

それ以外に関節の動きに問題がないか、これも重要になってきます。

関節の動きの障害があると同じように痛みや痺れといった症状が出てきます。

これを読んでくれているあなたには小さいきっかけになるかもしれません。

 

私のきっかけは思いつきのように理学療法士として医療の道に進む!

そんなささいなきっかけでも自分のやりたいことができている。

どんな小さなきっかけでも自分で決断することが大切だと改めて感じますねー。

 

 

PS:私よりも若い方に伝えたいですね!小さなきっかけで人生は変わりますよ!あなたも小さな決断をしてみてはいかがでしょうか⁇

 

滋賀県 草津市【腰痛】【ひざ痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。Physio Lab.滋賀オフィスはあなたと共に痛みと向き合います。

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