腰痛と注射の関係性
from:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
あなたは腰痛に対してブロック注射での治療って聞いたことがありますか⁇
ブロック注射は主に炎症や痛みの原因となる場所への注射で改善を図ります。
注射を打つ部位はというと、
椎間関節
椎間板
仙腸関節(聞く話によると数ミリの間への注射の為できる医師が少ないらしいです、、、)
坐骨神経
神経根
になります。
主に関節や神経の限局した場所に注射をして、原因を探り診断名をつける目的でも行うことがあります。
他にも、
硬膜外ブロックや仙骨裂孔ブロックなどがありますが、これは脊柱管内の間に注射で薬を入れます。
そうすることで全体的に作用させることができます。これは、関節なのか椎間板なのか神経なのかなど限局された所はわからないため、原因を確定すことはできません。
しかし、椎間板内へのステロイド注射の効果はまだまだ証明されていません。椎間板性造影にて疼痛の再現を得た方にステロイドあるいは生理食塩水を注入し、1年後比較した研究では両群に有意な差ははかったとされています。
このように注射も研究が進んでいますが、時には効果がないこともあります。
関節の治療をしても反応が返ってこないことがあります。その場合は、安静時から痛みがあり炎症を起こしている可能性が十分にあります。このように治療をして状態をみることを治療的診断法と呼びます。その場合はしっかりと炎症が落ち着くまでの期間を説明をして次回の施術がいつ頃なのか伝えていきます。
PS:関節の施術においても経過をしっかり聞いて、所見と治療で原因となるところの判断しています。
滋賀県 草津市【腰痛】【ひざの痛み】痛みを根本から改善するPhysio La.b(フィジオラボ)滋賀オフィスはあなたと共に痛みと向き合います。