腰痛!そして股関節が開かない!

From:田中晃信

@Physio Lab.滋賀オフィス

 

今日のテーマは『腰痛!そして股関節が開かない!』です。

皆さん、腰痛や股関節痛で体が思うように動かないなんてことがありませんか?

実際に痛みが出てから体が硬くなったと感じる方もおられるのではないでしょうか?

 

この腰痛と股関節痛には関係性があります。
股関節が痛いから股関節の原因とは限らない!そして、腰が痛いから腰の原因とは限らない!ということです。

 

特に年齢が高い人に多く現れるとされています。しかし、50代を超える頃には腰の骨の変形が起こり始めるため、50歳頃には十分に注意が必要になります。

立った状態で前屈する動作では股関節が1°曲がるのに対して腰の関節は0.6〜3°曲がると言われています。

後ろに反り返る動きでは、股関節が1°後ろに曲がるのに対して腰の関節は1.4°後ろに曲がるとされています。

 

腰痛と股関節痛でも密接な関係があります。
実際に、腰の関節の動きを改善すると股関節痛が改善したり、股関節が開きやすくなるといった改善ができます。

動きを元の状態に戻していくことで後から痛みの改善がされていくケースもあります。

 

腰が痛いから腰だけ、股関節が痛いから股関節だけでは痛みの改善が難しくなります。人体は多くの繋がりを持っていて、体の一部が動けば別の部位も動きます。

 

実際に、股関節痛、背骨の痛みや動作ができない原因を見つけるときに、脊柱と股関節の両方に着目することにより間違った判断を減らすことができ、両方の部位で起きている状態を管理することが持続する症状の改善につながるという論文もあります。

 

関節機能障害が起こることで、痛みを引き起こすトリガーになります。関連痛による問題が起これば、原因は痛みと関係のないところが原因になります。

痛みで体がうまく動かせない!そんな時は痛みの改善と可動域の改善をしていくことが大切になります。硬さが残ったままの状態では再発のリスクが高くなってしまいます。

 

放置して痛みだけ改善しても硬さが残っていれば注意して下さい。
その硬さを改善することに意味があります!!

 

P.S.全身をトータルに見ること、動きやすさを手に入れることこそが腰痛や股関節痛の改善の近道になりますよ。

滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。