腰痛がひどくなるゴルフスイング
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『腰痛がひどくなるゴルフスイング』です!
久々、ゴルフシリーズです。
ゴルフにおける腰への負担ってイメージするだけでも凄いと思いますよね。
凄くわかりにくいですが、およそ200〜300N (ニュートン)が1回のストロークにかかってきます。
ゴルフで起こる腰痛の多くは、インパクト手前からフォロースルーまでに起こってきます。
何故かというと、体が横に傾きながら捻れる動きだからです。
この身体の傾く角度は年齢によって変わってきます。
年齢が若い方が傾く角度は大きくなります。
捻れることで損傷を受けやすい身体の組織は椎間板になります。
体が傾く動きと捻れる動きを伴うと椎間板は安定性を失ってしまいます。
このように椎間板への負担の大きな運動をしないためにもフォームの姿勢がどうなっているのかは大切になります。
あまり、自分のフォームをチェックしたり、姿勢を意識しないのであれば腰痛の原因が隠れているかもしれません。
ゴルフで腰の損傷をしてしまうのは身体の傾きだけではありません。
他にも、インパクトの瞬間です。
インパクトの瞬間に、腰の運動を急に止めてしまうことです。フォームが崩れて修正をしようとして動きを止めてしまうことによる損傷です。
コレらは、スイングフォームによる影響が強く出ます。
今度は、身体の状態から問題がないか考えて行きます。
胸椎と呼ばれる、ちょうど胸の高さの関節の動きが悪くなっていると・・・
この動きを首や腰・股関節の動きで代償しようとします。
この代償動作が続いてしまうと、膜組織や筋肉・腱などに問題を起こしてしまいます。
関節の動きにも障害を起こしてしまいます。
ゴルフスイングでは、回転の動きとクラブの牽引力が重なりあうため関節にも負担がかかってしまいます。
ゴルフフォームを整えていくためには、全身が整っていくことが非常に重要になるんです。
腰の回転にだけ頼らず、右の踵を持ち上げ回転力を補うなども一つの方法になってきます。
このように傷害を防ぎ、腰痛に悩まされない身体作り、予防方法を知ることがゴルフを長く続ける秘訣になります。
P.S.長く楽しむためにも、ゴルフ寿命をのばすためにも、腰痛を改善・予防して行きましょう!!
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。