摩擦が及ぼす痛みの影響
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
関西もついに梅雨入りしました!!
梅雨の季節、外に出るのが嫌になりますよね、、、
傘をさしてまで出かけたくないと思うと引きこもりになりそうです。雨を楽しみにしているのはカエル?くらい・・・
しかし、私のみじかには変わり者がいるようで、、、なんと雨の日も楽しそうにしています。
その訳は、、、
水溜りに反射する灯や景色を見るのが好きだからとのことです。
出かけるときはいつも雨が降るらしく、いわゆる“雨男”で困っていたらしいです。
そこで、雨の日しか見ることができないものがあると雨をプラスに捉える事にしたそうです。
連日雨が続くこの季節、考え方や見方を少し変えてみるとちょっとした気分転換になるかもしれませんね!
さて!!今回のテーマは『関節の摩擦力』についてです!
雨の日は地面が滑りやすいですよね、、、
実は関節の中もとても滑りやすい構造になっているんです!
関節の機能の中で最も重要なことは滑らかに動くこととされています。
物体が動く時には摩擦が生じるもので、この摩擦が少なければより滑らかな動きが生じます。
関節の中には潤滑機構として、よく耳にする“ヒアルロン酸成分“を多く含んだ液体(これをかつ液と呼びます)があります。これによって滑らかな動きが保たれています。
しかし!!潤滑液にも時間制限があります。
時限爆弾みたいな感じに聞こえるかと思いますが違いますよ。
持続的に同じとところに荷重が加わることで摩擦にも変化が生じます。そのため、良好な潤滑機構を維持できるのはせいぜい数分であると考えられています。
イメージは沸きにくいかもしれませんが、
静止した荷重時間が60秒では摩擦係数が0.05程度
静止した荷重時間が1800秒では摩擦係数が0.35となります。
時間が長くなるにつれて、摩擦係数が高くなるとされています。
ずっと止まっていて、動き始めたときに痛みが出ることって非常に多いですよね??
私も何度も経験があります。
朝起きた時に痛みを生じたり、動きにくいと感じたりすることは寝ている間に同じ姿勢をとり続けているからです。
動きにくさを感じないためには、寝ている時に寝返りをうったり、左右へ少し重心移動したりと、長時間同じ姿勢をとらないように気をつけてください。
人間は絶えず姿勢を変えて圧力を逃がしています。それによって関節の中も循環しています。
PS:痛みを予防するためにも身体を一日一回動く範囲しっかりと動かしましょう!
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィスはあなたと共に痛みと向き合います。
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