あなたの腰痛、疲れた後に出て来ませんか?
From:田中晃信
@Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『あなたの腰痛、疲れた後に出て来ませんか?』です!
あなたが腰痛を経験した頃があるのであれば、その時のことを思い出してみてください。
腰痛が出る前、体の状態は疲労していたのではないでしょうか?
日本人の約60%は何らかの疲れを感じているというデータがあります。
そして、半年以上続いている人が40%にもいると言われています。
そもそも、疲労とは身体的または精神的活動を継続して行った結果、生理機能が低下した状態とされています。
文部科学省の疲労研究班によると、疲労の症状は、
- 思考力が低下する
- 刺激に対する反応が鈍くなる
- 注意する力が衰え散漫になる
- 動作が緩慢になる
- 行動の量が低下する
- 目がかすむ
- 頭痛がする
- 肩こりが起こる
- 腰が痛い
とのべられています。
注目すべきは、やはり”9の腰が痛い”です。
腰痛の原因の一つに疲労があるのです。
疲労は生物が生命を守ために体の状態や機能を一定に保とうとすることに対する警報になります。
ただし、この疲労から疲労感を感じるはずが、疲労があるにも関わらず疲労感を隠してしまうものがあります。
この状態をマスキングと呼びます。
マスキングを日本語にすると、遮蔽(覆ったり隠すこと)になります。
疲労感をマスキングするものは多くあります。
どんなに疲れていても褒められるとさらに頑張ってしまったりなんていうのもマスキングになります。
他にも、薬があります。
鎮痛薬はその代表的なものになります。
一時的に痛みを感じないようにしていると、その後に大きな問題が起こって来ます。
若い頃は、仕事も休めないしちょっと痛いくらいどうってことはない!と思いますよね。
私も同じ気持ちです。
はっきりと原因がわからない状態を痛み止めや注射などで隠していると逆に改善しにくい体になってしまいます。
他にも、部分的な発汗や冷感、熱感、手足のむくみ、関節に水がたまる、爪の変形や皮膚の変化、耳鳴りと言った症状が合わさることで体は一層改善には時間がかかってしまいます。
このような症状がある人というのは再発する可能性が高くなります。
では、疲労をマスキングではなく、改善する方法・・・・
それは、睡眠です!!
寝ることが一番の疲労改善方法になります。
質の良い睡眠をとるように心がけましょう!
疲労からくる腰痛を防ぐことにつながります。
P.S.腰痛で一番の原因と考えられるのは関節機能障害による影響になります!関節をいい状態にして、腰痛を改善させていきましょう!
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