めまいと首と腰痛
From:田中晃信
＠Physio Lab.滋賀オフィス
今日のテーマは『めまいと首と腰痛』です。
先日、歩けてはいるけれど頭を動かすとめまいが出るというクライアントがいました。
特に、きっかけはなく難聴や耳鳴りはありませんでした。
頭を動かす時や起き上がるとめまいが出ていました。嘔吐まではありません。
めまいには、中枢性による問題(脳の問題)と末梢性の問題(内耳や前庭神経)、起立性で起こる問題など様々な問題が起こってきます。
めまいが起こる問題は細かく見るとかなりの数になります。
ただし、緊急性のあるものに関しては脳卒中が大きな影響を及ぼします。
大半のめまいは前庭神経や内耳によるものになります。
めまいの症状が出る疾患の中でも、脳卒中である確率は3〜4％のみと低くなっています。
そして、脳卒中の場合は他にも呂律がうまく回らなかったり、手や足に力が入らない、感覚がわからないなどの症状も一緒に出るケースが多くなります。
めまいの説明は慣れていないので、少し難しくなってしまっていますね・・・
簡単にお伝えすると、
めまいを起こす問題に脳と耳の中にある神経などが関係しており、脳によるめまいの確率は低いということになります。
ただ、、、その低い確率を見逃すと生命に関わってきます。
ちなみに・・・
えっ？と思うようなものでもめまいを起こします。
それは、変形性疾患です。
変形性頚椎症などの問題があるとめまいが起こってくるのです。
骨や関節の問題でもめまいが起こるということです。
この関節の問題で起こるめまいは、めまいが出て早急に機能障害を改善することで早い改善が得られます。
人によってはその場で効果が出ます。
この時、いきなり首から動かすとめまいが出てしまいます・・・
そのため、先に腰の関節の機能障害を改善していきます。
腰！腰痛などの症状だけでなく色々な問題に深く関係しています！
首の凝りの状態などが改善して残っている時などは首の機能障害を改善をしていきます。
今回、クライアントの方は施術後めまいが改善しました。そして、かすみ目もなくなったと言われ目がはっきりしたとおっしゃっていました。
これだけ、聞くと素晴らしい結果なのですが・・・
仕事をして半日過ぎてくると、少しづつめまいが戻ってきたそうです・・・(;_;)
施術前ほどではないのですが、少し戻りがあったのですが、一日なんとか乗り切ったそうです。
良くなったからといって無理をせず、本来なら休むことが大切なのでお伝えしていました。
でも、仕事はなかなか休めないですよね。
しかし、これを読んでいるあなた！
普段は出ていない症状がある時は休むことも大切ですよ！
だって、体が健康でなければ、その先の仕事にまで影響が出ますからね！！
結果的に2日くらいでめまいが改善していました。長引かずよかったです！
もちろん、一回で改善しきれない場合も多くあります。
特に慢性的な腰痛が長い人、炎症などの病理的な問題がある人は、、、
P.S.めまいが首の関節の機能障害から起こることある。ぜひ、知っておいて下さい！
滋賀県 草津市【腰痛】【膝痛】痛みを根本から改善するPhysio Lab.滋賀オフィス。当ラボはあなたと共に痛みと向き合います。
